BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

トニカクカワイイ 第202話 『同じ月を見ている』 感想: あれ、もしかしてまたシリアス病の罠にハマっている?

2022-08-03 16:08:12 | トニカクカワイイ
どうやら本当に月から輝夜のお迎えの使者がやってくる模様。

で、それを『竹取物語』同様、帝たちが迎え撃つ、という構図・・・なのかな?

この流れだと当然、そこに司も立ち会うことになりそうだけど、しかし、その場合、どう考えても、司以外は全滅しそうだよね?

というか、司だけ死ねずに生き返ってしまった、というのが正しいのかもしれないけれど。

とにかく、今回の話は司としては、嫌な思い出になるのかな?

もっとも、あの帝との付き合いをみると、帝の死を看取る際に、帝から、お前もちゃんと恋する相手を見つけろ、とか言われそうな気もする。

それを呪いとまでは言わないけれど、少なくとも司的には、この人となら添い遂げられると本気に思える人に出会うまでは時間の旅を続ける、とかかんがえちゃったんじゃないかなぁー、と。

そして、時子と出会うまでは、残念ながらそのような人とは出会えなかった。

だから、あんなにナサくんのことを大切におもっているんじゃないかな、ってね。


それにしても輝夜、彼女はどのような形で皆の前から消えるのだろう?

本当に月に帰るのだろうか?

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オーバーロードIV 第5話 『ドワーフの国を求めて』 感想

2022-08-03 11:30:11 | オーバーロード
前回で帝国編にケリがつき、今回から舞台は一転してドワーフ編へ。

ここでの主役は、魔導国きっての常識人であるアウラ。

同僚のシャルティアを指導する姿は、まさに姉。

一応、ドワーフの国に向かうのは、帝国で見かけたルーン文字の来歴が気になったからなのだけど、でもまぁ、それはあくまでも舞台設定のために必要だった、いわば方便。

今回の主題は、あくまでも、アウラとシャルティアの遠足日記wである。

しかし、ホント、シャルティアって、コミュ力高いよね。

彼女がいなかったら魔導国、どうなっていたのだろうw

でもまぁ、冒頭でデミウルゴスが驚愕していたように、ときどきアインズ様が、策略を巡らしてどつぼにハマることもなくはないデミウルゴスや、こちらはマジでだんだん脳筋武人であることが判明してきたコキュートスの度肝を抜くような大きな成果を、呑気なサラリーマン的営業で勝ち取ってしまうのだから、仕方がない。

ほんと、『オーバーロード』って、正統の喜劇だよね。

初期のなろう系の作品には、こういう芯があるところが、その後の異世界量産後のなろうとはちょっと違うところ。

ともあれ、分不相応な力をもってしまった凡人アインズ様が繰り出すポテンヒットの数々w

地力が高い分、ポテンヒットでもホームラン担ってしまうところがどうにもいやはやw

そういうところで悦に入るのが、この作品の楽しみ方だと、最近ようやくわかってきたw

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カッコウの許嫁 第121羽目 『私も同じだもん』 感想: あ、タイトルのセリフ、幸じゃなくてひろのものだったんだw

2022-08-03 10:17:53 | カッコウ
うん、今回はシンプル。

凪とひろが、それぞれ相手に対する気持ちの中に混じらせていた迷いを互いに吐露しあって、晴れて、気持ちよく試験に望む、という誓いを立てること。

結構微妙な心理だけど、だからこそ、こういうところでの迷いは王道ラブコメっぽくて嫌いじゃない。

その様子をまるでゲーマスや世界の語り手のように、最初からわかってました!って顔をしているあいちゃんも面白いw

てか、これ、いまのところ、やっぱり、ひろとあいが、完全に狂言回しになっているのがちょっと気になる。

もともとは、ひろも凪も許嫁がいるという設定を設けることで、互いにひかれる理由を、恋なのか、それとも単に解放者を求めているだけなのか、あいまいにしてきたところはあったけど、

さすがにそれだけでは彼らの気持ちの揺れを表せないので、解説者としてのあいを登場させた、って感じだよね。

だって、エリカと幸が最終決戦の相手であることは最初から運命づけられているから。

少なくともそう見えるから、そこに挑む他人のふたりのひろとあいは、徹底して絡め手から攻めるしかない。

ということで、最初はタイトルの「私も同じだもん」は最初てっきり、幸がこぼす言葉と思っていたのだけど、それが裏切られたことも含めて、ひろへの焦点の当て方は上手かった。

問題は、このままだと、ひろの複雑でややこしい心情ばかりがどんどん表現されていくばかりで、その一方で、幸やエリカの気持ちは結構なおざりにされそうで。

にもかかわらず、幸やエリカが一歩抜け出すとしたら、それは何なのか。

そのあたりの駆け引きの条件が、この先どう表現されるのか、気になってきたw

しかし、最後のコマ、やっぱりあいだけ仲間はずれじゃないかw

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彼女、お借りします 第246話 『育った家と彼女②』 感想:やっぱり和也と勝人さんを重ねて見るようになるよね、千鶴としては。

2022-08-03 09:53:09 | かのかり
いよいよ到着した千鶴の実家だけど、これは、本当に昔懐かしい昭和の日本家屋だね。

二槽式の洗濯機とか、タイルばりのお風呂とか、台所にある砂糖や塩の容れ物とか、いずれもそうとうレトロな代物。

スマフォのある風景からは隔絶されたもの。

平成を経て令和になった分、余計に昭和の時代的区切りが鮮明になる。

そんな床がギシギシたわむ家で、和也が遭遇したのが、勝人爺さんが、タクシーで人を送った先で見つけてきた、路傍?の石の数々とはw

なんだろう、これはやっぱり、石の神への信仰とか、作者は意識しているのかな?

『君の名は。』でもでてきた石に対する信仰。

一応、日本古来のもの、って言われているけど、あれに準じてるのだろうか?


まぁ、物語的には、その爺さんが見つけてきた石を抱えて庭に運ぶ和也の姿に、千鶴が勝人さんの姿を重ねていく、というのがポイントなのはわかるけど。

「困った人のためなら、不思議と力が湧くんじゃ!」

という勝人の言葉を和也に重ねているのは、完全に千鶴の主観だからね。

内面をめったに言葉にしない千鶴からすれば、珍しい出来事で、やっぱり、それは、彼女の心象風景を形作る実家に帰ってきたからこそ可能なもの、ってことで。

だとしたら、この先も、千鶴の心情を投射するものとして、この実家は、文字通り、思い出の箱、となるのかもしれない。

なんたって重度の奥手でツンデレ候補生の千鶴だから、言葉に出さないで伝える手段を見つけてこなくちゃいけなくて、作者や編集者も大変だなw


で、最後に和也が見つけたのが、勝人さんの遺影と、多分、千鶴母の遺影。

ということで、ようやくここで、千鶴の両親の話に移っていくのかな。

千鶴母がどんな人だったのか、というのはもちろん大事なことだけど、それ以上に、失踪した千鶴父がどんな人物だったのか、も、この先大事な情報になりそう。

千鶴からしたら、父が不在だったことが、もしかしたら男性に対するコミュニケーションを阻害している理由になっているかもしれないから。

その意味でも、祖父とどうにも雰囲気が似ている和也のことが気になってきた、ということかもしれないし。

ともあれ、まずは亡くなった千鶴母の話が気になる。

いきなりこの場で千鶴が語るのではなく、後日、和也が聞き出そうとする展開になるかもしれないけれど。

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