BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season 第6話 『逆境は真実へと至る最初の道筋である。』 感想

2022-08-09 10:24:29 | Weblog
ようするに櫛田が当面の敵というか、ラスボスというか、ジョーカーというか・・・

とにかく櫛田が物語を引っ掻き回す「悪役」なのね。

で、その櫛田に、今は龍園が利害の一致から協力、というか同盟関係にある、と。

櫛田の目的は、とにかく堀北の排斥、すなわち退学で、その退学対象に今回、綾小路も付け加えられた、と。

で、綾小路自身は、ぼちぼち実力の片鱗を見せ始めてきて、理由はよくわからないけど、とにかく掘北に矢面に立ってもらうことを選択している。

そのうえで、クラス間競争という学校側が与えた戦乱状況をうまく使って、各人がそれぞれの目的を叶えようと深謀遠慮をめぐらし暗躍する。

・・・って感じだろうか。

ようやく話の全貌の一部が見え始めてきた気がする。


でもさ、だったら、これ、1期のときに2クールとって、ここまでやらないと全然、なにしているのか、わからないよね。

いくらアニメ化が、原作の販促ツールだからって、これはちょっとヒドイなぁ。

しかし、全貌はわかってきたからこそなおのこと思うけど、こんな学校を舞台にした企業競争シミュレーションとか、国盗りゲームとか、いやもっとはっきりいえばチーマーの縄張り争いみたいな話がなんでウケているのだろうか?

やっぱり、そっちのほうが気になる。

だって、どこから見ても、櫛田ってただのイキリサイコ野郎でしかないじゃん、猫かぶりなところも含めて。

そんなピエロが暗躍もどきをするさまを眺めて面白いのかな?

いやまぁ、そんなわかりやすい悪の櫛田まで含めて全て盤上の駒として使おうとする綾小路も大概だけど。

かっこよくいえばピカレスクロマンなわけだけど、それをよりにもよってわざわざ学校でやるか?って思う。

まぁ、それくらい、学校という場所が、今は寒々しい世界になっていると感じている人達が増えている、ということなのかもしれないけれど。

どうなんだろうね?

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