BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜 第24話 『嗣ぐ』 感想: ひたすら「正論ノルン」が鬱陶しかった2期最終話w

2024-07-02 11:43:19 | 無職転生
感想2もあります)

とにかくノルンがウザかった最終回。

一番、子どもらしいといえば、子どもらしいけど、それも含めて、アイシャに「ノルン姉は何も考えないうちに喋っているだけ」と見透かされているのも御愛嬌。

まぁ、しかし、シルフィがロキシーを受け入れるのは、シルフィの祖母がエリナリーゼであることをふまえれば、十分予想のできたことだし、シルフィの若干の憤りをノルンが代弁していたと思えば納得の展開w

それよりもなによりもビックリしたのは、誰も、ルーデウスの左腕がなくなったことに大して驚いていないところw

いやー、それはさすがに無慈悲に過ぎない?

なんかね、そういう初動の反応が、この物語、ときどき常識から外れてるなぁと思って、やっぱり作者が、ちょっと世間のことをわからないおかしな人なんだろうなぁと思ってしまうところ。

まぁいいんだけどね。

しかし、シルフィの出産シーンもあれだけだし、ロキシーとの結婚シーンは端折られるし、なんかこれだと、ロキシーがマジで愛人から昇格した2号さんみたいで、気持ち悪いな。

一夫多妻は問題ない世界観なら、そこはもっと正式にみんなでパッと祝ってやればよかったのに。

いや、そういうところも、なんか無理やり陰湿な雰囲気に持ち込んでいるように思えて、やっぱり、作者、変人なんじゃない?って思ってしまうw

まぁ、とにかく、迷宮篇が終わってみれば、父が無くなり娘を得て、ルーデウスが父になることを決意した、正確には、中の人である「前世の人」が父になることを選択した、ということだけど。

やっぱりこれ、前世の人が、前に出すぎるから気持ち悪いんだなって、痛感。

だってさ、前世でとことん、人間のクズだったヒキニートの30代髭面小太りおっさんが、転生した先で、チート能力を神にもらい、妻を二人娶り、子どもも得た。

しかも「嗣ぐ」という今回のタイトル通り、パウロからいわば「グレイラット家」の家督を継いで、パウロが残した家族をすべて家長として面倒を見ることになった、っていうのだから。

クズニートだった前世から見たら、大出世じゃん!ってことで。

今で言う「インセル」の一人だった前世の男が、、願望を叶えてるってことでしょ?

どれだけ、ダメ人間のオタクの願望を全反映させているんだ、と思わないではいられず、いや、マジで気色悪い。

これね、やっぱり、前世の人を出し過ぎなんだよね。

杉田の声のボイスオーバーをなくせば、もっとだいぶましになっていたはずなのに。

あの小太りのデブの存在がちょくちょくでてくることで、展開だけならいい話のファンタジーを台無しにしている。

ていうか、あのメガネデブが、ルーデウスというアバターを操作しているように見えるんだよね。

完全な二重人格。

それにやたらと家族アゲをしてくるところも、Keyの『CLANNAD』みたいで、あー、これ、要するにエロゲーユーザーの願望が反映された作品なのね、と思わされてとにかく萎える。。。

どうやら3期もやるようだけど、どうなのだろう。

ていうか、いままで「パンツ神」として拝んでいた師匠を妻に迎える時点で、すでに十分、倒錯していると思うのだけど、そこは、だれも突っ込まないのかね?

相当気持ち悪いと思うのだけど。

3期で、同じくロキシー信者(ただしフィギュア)のザノバあたりがどういう反応をするのか、ちょっと気になる。


感想2へ)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鬼滅の刃 柱稽古編 第8話 ... | トップ | コードギアス 奪還のロゼ ... »

無職転生」カテゴリの最新記事