ジュズダマ
<イネ科ジュズダマ属>
水辺にはえる熱帯アジア原産の多年草
高さ1メートル前後で、幅の広い葉をつけ、
上部の葉のわきから多数の花穂をたてる。
長さ9~10ミリのかたくて艶のあるつぼ(苞鞘)ほうしょう
の中に雌性小穂があり、
その先に2~3個の雄性小穂が垂れ下がる。
雄性小穂は早く脱落する。
<俳句歳時記>秋
数珠玉(じゅずだま)
[ずずこ・ずず玉・とうむぎ・はとむぎ]
言えば淋しき川ありここにも草数珠の 飯島 康子
数珠玉に子が群れり何のためか 平井 照敏
数珠玉や歩いて行けば日暮れあり 森 澄雄
数珠玉の数珠つなぎつつ子が眠し 上野 さち子
数珠玉や小さく乾く母のもの 古賀まり子