センダン(栴檀)の花
(別名オオチ)
<センダン科センダン属>
遠くから眺めていて、
もう花が色づいていたのを見ていた。
近くで見ようと公園まで行ってみた。
薄紫の花が満開だった。
花弁は5個で紫色の花糸が合着して筒状になり、
黄色の葯がある。
落葉高木。
樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
果実は薬用にし、
核は数珠の玉に使われる。
センダンの実は
2012年12月10日を参照
<俳句歳時記>春
楝の花(おうち)の花
[花楝(はなおうち)楝の花、栴檀(せんだん)の花)]
むら雨や見かけて遠き花楝 加舎 白雄
花楝屋根と同じに暗くなる 中村草田男
長崎は港に音す花楝 森 澄雄
缶蹴りや花楝から二三人 西池 冬扇