シナアブラギリ(支那油桐)の実
<トウダイグサ科アブラギリ属>
アブラギリは暖地に植えられ野生化している。
落葉高木。
シナアブラギリは、アブラギリの近似種で
花や実が大きい。
果実は径3~4,5センチの球形で先端が尖る。
果皮は厚く、
中に3~5個の種子がある。
雌雄同株で雄花と雌花は別々に花序をつくる。
(私にはよく解っていない)
花弁は5個で、はじめ基部は淡黄色だが、
のちに紅色を帯びる。
雄花には雄しべが9~10個ある。
雌花の花柱は3個で2中裂する。
(これは雄花かしら?)
果実は扁球形。
昔は、紙にしみこませて和傘や提灯用の油紙に利用された。
桐油は乾性油で、
絶縁用ワニスや塗料、印刷用の油として使われた。
樹皮からは皮をなめすタンニンや染料がとれる。
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