ヒカゲノカズラ(日陰葛)
<ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属>
つる性の常緑性シダ植物であり、高山帯の岩礫地や草原に生える。
群馬の山の樹林帯に入ったとき苔類の中に生えていたので、
はじめは苔類かと思っていた。
茎は長く地を這い、枝は斜上する。
葉は4列に並び、背腹の葉は狭披針形で茎に圧着し、
側葉は基部が広くて茎に合着し、先は内側に曲がって鋭くとがる。
枝先に長さ1~2センチの胞子のう穂を1個つける。
母種は北半球の北部に分布するチシマヒカゲカズラで、
側葉が枝の裏側に強く巻く。
昔は道端などに生育していたが、近頃はなかなか見ることが少なくなった。
先日、中日新聞の日曜版に今度14日15日に皇居の大嘗宮で挙行される大嘗祭の記事が出ていました。
東西南北の門を守る衛門という方々が弓矢を持ち、所定の装束をつけ、冠にヒカゲノカズラを
つけて、配置されると、図で説明されていました。
ヒカゲノカズラは、古事記にも出てくるそうで、神事に使われることがあるそうですね。
冬でも青々としていて、切られても暫くは枯れないなど、縁起のよい植物なのでしょうかねえ・・。
こんにちわ。
ヒカゲノカズラは、はじめ苔かと思って、
苔類を調べていたの。
そうしたら、シダ類だったのよね。
古事記の時代にもありそうな雰囲気の植物だわね。
なずなさんはなんでもよく知ってらして物知りさんですね♪また、色々教えて下さいね。
ありがとう