オトギリソウ(弟切草)
<オトギリソウ科オトギリソウ属>
その昔、兄弟の鷹匠が鷹の治療薬としてオトギリソウを
使い、二人だけの秘密にしていたが、
弟が他人にその秘密を漏らしてしまい、
怒った兄は弟を斬って殺してしまう。
普通はあまり目立たないが、
その血しぶきが葉にかかって黒点になったと言う伝説がある。
葉を透かして見ると・小さな黒点が葉の全面に現れると言う、
花の名前に秘められた兄弟の伝説がある。
名前の由来とは別に、黄色いやさしい感じの花が咲く。
葉や花の小さな黒点は、色素を含む油点。
薬用になり、葉を油に浸したものを傷薬に使う。
草地や田の畔に生え、草丈は15~30センチ。
花弁5枚の黄色い花の中央には、多数の雄しべが伸びる。
よく群生する。
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