ウマノスズクサ(馬鈴草)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
毎年、楽しみにしているウマノスズクサの咲く垣根があるのだが、
今年はきれいに下草が抜かれてしまっていた。
もう、駄目だろうと思っていたが、ちょっと気になって出かけた。
ジャコウアゲハが飛んでいた。
「もう、貴方の大好きな草はここには無いのよ」と、心の中で語ったら、
下の方になんだか飛んでとまったような気がした。
あ!!まだ小さいけれど花も咲いてないけれど・・
出てきました!ウマノスズクサが!
よくよく見たら、小さな卵と、幼虫が結構いた。
こんな小さな葉でお腹いっぱい食べられるだろうか・でも、
これからぐんぐん伸びて花も咲くに違いないと思ったら一日、いい日を貰ったような気がした。
花は、N公園のもので、探したけれど幼虫も卵もお菊虫(蛹)も見つからなかった。
川の土手や林にふちなどに生えるつる植物。
葉は三角形に近い形で、基部は耳のように張り出している。
花には花弁が無く3つの萼片が合着して、長い筒の花は、ホルンのような形で、
雄しべと雌しべのある部分が、丸く膨らみ、先端がラッパのように広がっている。
葉、根、果実などに有毒成分を含む。
果実は長い柄でぶら下がり、熟すと6つに裂ける。
この姿を、馬の首につける鈴に見立てた。
<おまけ>
虫の嫌いな人は見ないでね。
<ジャコウアゲハの食草>
ジャコウアゲハは飛んでいたが写真は撮れませんでした。
そのかわり、初めての卵を見つけました。
私は初めて見ました。
もう、駄目かと思ったら・・
小さな葉にまだ小さな幼虫が数匹、これで足りるのかと心配なくらい
結構沢山生まれて育っていました。
葉に食べた後があったので、後ろを見たらいましたよ!
下は以前の撮った蛹のお菊虫ともよばれる面白い形の蛹です。
ちょっとピンボケだけど・・
この形、様子が可愛い。お菊さん♪
立派なジャコウアゲハになります。
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