れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブタバコ(藪煙草)

2019-07-17 04:05:47 | 野の花日記

ヤブタバコ(藪煙草)
<キク科ヤブタバコ属>
林の中などに生える越年草。
太い茎は途中で伸びるのをやめ、数本の長い横枝を出す特徴がある。

 

根生葉が大きく、タバコの葉に似ているのでこの名がある。

 

 

頭花は1センチほどで、筒状花ばかりなので、
咲いてるようには見えない。


横枝の葉のわきに下向きにずらりと並んでつく。




 

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オオガンクビソウ(大雁首草)

2019-07-16 05:12:09 | 野の花日記

オオガンクビソウ(大雁首草)
<キク科ガンクビソウ属>
林下の湿り気のある場所にはえる。

実は、私の図鑑には出ていなかったが、
「高尾、花のハイキング」で見ていた。
見つけたのは、石神井公園でだ。
いつも、ヤブタバコはよく見つけるが、今年はこのオオガンクビソウが、
よく見られた。

茎の高さも花の大きさもビッグだ。
どちらかといえば、中央の茎の花はひまわりみたいで、
上を向くが、殆どが真下や真横を向くので、
頭花の周りの包葉ばかりが見える。

高さは1メートルにもなる多年草らしいが、
石神井公園のオオガンクビソウはそれほど丈は高くなっていなかったので、
横や下を向いている花をちょっと見えるようにして、
写真を撮った。

花はこんな感じで下を向くので、
かがんで下から覗かないと見えません。

花の周りに包葉が目立ち、
下の葉は広卵形で長さ30~40センチ。
基部は葉柄の広い翼に続く。

頭花は径2,5~3,5センチあり。とても大きい。

ほかにヒメガンクビソウやサジガンクビソウがある。

(高尾山ではじめてシュウブンソウを教えてもらったが、
これもまた写真に撮るのが難しかった。
ヤブタバコを小さくしたような花でした。)

 

 

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ヤマアジサイ(山紫陽花)

2019-07-15 06:18:29 | 野の花日記

ヤマアジサイ(山紫陽花)
<ユキノシタ科アジサイ属>



湿った林内や沢沿いに生え、
よく分岐して高さ1~1,5メートルほどになる落葉低木。

葉は対生して、長さ7~12センチの長楕円形で質は薄い。

枝先に散房花序をだし、淡紫色の小さな両性花を多数と、
長い柄のある装飾花をつける。
両性花は結実し、蒴花は長さ約2ミリ。
装飾花は直径2~3センチで花弁状の萼片が3~5個あり
色は、白色、淡青紫色、淡紅色などがある。

 

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ハエドクソウ(蠅毒草)

2019-07-14 05:19:15 | 野の花日記

ハエドクソウ(蠅毒草)
<ハエドクソウ科ハエドクソウ属>
一属一種。
花冠は筒状で、5~6ミリと小さく目立たない。
花冠は唇形で上下に分かれ、
上部は反り返り、下部は平らで大きい。

花は白~淡紅色。
蕾では上を向くが開花すると横を向き、
実になると下を向く。

まだ実にはなっていなかったが、
果実は先端がかぎ状に曲がって、「ひっつき虫」になる。

名前は殺中成分が強い根を煮詰めた汁で、
かってハエ取り紙を作ったことによる。

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雨のムラサキニガナ(紫苦菜)

2019-07-13 05:58:42 | 野の花日記

ムラサキニガナ(紫苦菜)
<キク科アキノノゲシ属>
里の河原で一度だけであって、名前がわからなかったものだ。
今回、小雨の高尾山で出会った。
画像はうまく撮れていないのだが・
名前を覚えるために記載している。

山林内に生える60~120センチの多年草。
背の高いものが多い。

全体の画像がないが、
葉は互生し、下部の葉は普通羽状に裂けるが、
上部ではしだいに披針形となる。

手振れで残念なのだが・・
頭花は紫色で1センチほど、下を向いて咲く。

また、いつか会いたい。

コメント (4)
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雨の高尾山で出会った花

2019-07-12 05:07:39 | 野の花日記

高尾山の花
小雨が降っていたけれど、決行。
JR高尾駅からバスで日影からポンプ小屋から山頂まで。
帰りはケーブルを使って高尾山口までミュージアム599でお茶を飲んで帰宅。
<高尾山の花>
7月6日

アカショウマ(赤升麻)
茎が赤く地下茎が赤いことによるが、
私にはトリアシショウマとの区別がよく解らなかった。

 

ウマノミツバ(馬三葉)
食用にはならないが薬草になるそうだ。

 



オオバジャノヒゲ(大葉蛇髭)

 

ギンリョウソウ(銀竜草)
腐生植物


初めて出会ったキバナノショウキラン(黄花鍾馗蘭)

 

 

ムラサキニガナ(紫苦菜)
私は二度目に出会ったがお気に入りだ。


ホウチャクソウ(宝鐸草)

 

ヤマアジサイ(山紫陽花)

 

ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)
ヘビイチゴより全体に大形で表面がなめらか。

 



マタタビ(木天蓼)

 

ヒヨドリバナ(鵯花)

 




トチバニンジン(栃葉人参)
実はまだ青かった。赤くなると見つけやすい。

 


ヤマユリ(山百合)
まだ蕾でこの一輪しか出会えなかった。


タニタデ(谷蓼)

 

サワギク(沢菊)
今度は、奇麗に映してあげるからね。

 

 

ギンレイカ(銀鈴花)
またゆっくり出会いたい花。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ギンリョウソウ(銀竜草)とマヤラン(摩耶蘭)とキバナノショウキラン(黄花鐘馗蘭)

2019-07-11 06:17:51 | 野の花日記

ギンリョウソウ(銀竜草)
<イチヤクソウ科ギンリョウソウ属>
イチヤクソウ科にも吃驚したのだが、
新しい図鑑にはツツジ科とあった。



山地の湿り気のある腐食土に生える腐生植物で多年草。
葉緑素を持たず、根以外は白色。

 

キバナノショウキラン(黄花鐘馗蘭)
<ラン科ショウキラン属>
山地の落葉樹林下に生える 高さ20~30cmの腐生植物。
6~7月、茎頂に黄褐色を帯びた花を上向きにつける。

きれいに写らず残念だったが、
初めて出会ったもので掲載します。

マヤラン(摩耶蘭)
<ラン科シュンラン属>
緑色の茎を伸ばすが、葉緑素はない。

 

茎の先に1個から数個の花をつける。

花は長さ2センチほどで白色。
がく片の中央に赤い筋がある。
側花弁は周辺部を除き赤い模様がある。

 

 

 

 

 

 

 

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メハジキ(目弾)

2019-07-10 04:24:12 | 野の花日記

メハジキ(目弾)
<シソ科メハジキ属>
道端や荒れ地に生える50~150センチの多年草。
(図鑑によって1年草とか2年草または多年草とか書いてあるが、
種が零れるのか・いつも同じような場所に生えている)

茎の断面は四角形で直立し、白い短い毛が密生する。



茎の上部の葉のわきに淡い紅紫色の唇形をした花を輪生状に咲かせる。
花冠は10~13ミリくらいで、外側に白い毛が密生する。
下唇は3つに裂け、濃い紅紫色の筋が入る。

葉には柄があり、対生。
茎の上部につく葉は細く線形。
茎につく葉は楕円形で3つに深く裂け、断片はさらに羽状に裂ける。
(根際から生える葉は卵心形で長い柄があり、ふちに鋸歯がある。
根際から生える葉は花時には枯れる)

 

花後の実は分果(複数の子房からできた果実)で4つのブロックからなるそうだ。
私は果実は見ていない。



和名の由来は、子供が茎を短く切って瞼に挟んで、
目を開かせて遊んだことによる。
別名
益母草(ヤクモソウ)で、
古くから中国では婦人薬として利用されていたことからきている。



 

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ニガクサ(苦草)

2019-07-09 08:33:19 | 野の花日記

ニガクサ(苦草)
<シソ科ニガクサ属>
野や山野のやや湿った半日蔭に生え、
高さ30~70センチ。
夏に淡紅色の花穂をつける。
苦草にしては、茎や葉には苦みがない。



葉は対生し、長さ5~10センチ、幅2~3.5センチの卵状長楕円形または、
広披針形で先端はとがり、ふちには不揃いの鋸歯がある。
葉の脈は表面でへこむ。

枝先に長さ3~10センチの花穂をだし、
淡紅色の小さな花をつける。

花冠は長さ1~1.2センチ。
上唇は小さくて深く2裂する。
下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がる。
雄しべと雌しべは上唇の裂け目から外につき出る。

花冠にカメムシの仲間が幼虫が寄生して、
虫えいになることがあるそうだ。

花のよく似たものにツルニガクサは萼に腺毛があるようです。

石神井公園のニガクサはあまり色合いがない。
三宝寺池の端っこの木道のそばに毎年見られる。

 

 

 

 

 

 

 

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ノカンゾウ(野甘草)

2019-07-08 06:00:19 | 野の花日記

ノカンゾウ(野甘草)
<ワスレグサ科ワスレグサ属>
(私の古い植物図鑑ではユリ科になっている。)
野原や溝のふちに生える多年草。
根茎は長く這い、根が膨らむことがある。

葉は広線形で長さ40~70センチ。
幅15~20ミリ、主脈がへこむ。

葉の間から70センチくらいの太い花茎を伸ばし、
橙赤色のラッパ状の花を開く。
花被片は長さ7~8センチで先がやや反り返る。

花筒は長さ2~3センチで、
一日花で昼間だけ開く。

結実することは少ない。

 

 

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