ツボスミレ(壺菫)
<スミレ科スミレ属>
スミレは大好きなのに、いつも名前に確信が持てず
またの機会にと・思ってしまうことが多い。
野草図鑑ではツボスミレに間違いないと思うのに・・
スミレハンドブックにはニョイスミレが別名ツボスミレとあって、
私がいつもツボスミレだと思うのは、花が小さくて白いののスミレだからなのだが・・。
「日本の野草」ではツボスミレがニョイスミレだと書いてあるし・・。
小さな白いスミレで、葉は扁平した心形で柔らかく、
托葉の切れ込みは無いか・浅い。
長さ0,8~1センチのやや小さな白い花は、
下弁に紫色のすじが入って、
側弁には少し毛があり、
後ろに伸びる距は短く上弁は反り返ることが多い。
花の内側に毛があるかないかよく見ておこう。
距の形と色を見ることが大事だそうだ。
人里や山野のやや湿った所に生える白い小さなスミレです。
茎は枝分かれして伸びる。
和名のツボは庭の意味で、身近に普通に生えることを意味し、
別名のニョイスミレは仏具の如意に花柄の形が似る事に由来するそうです。