れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ツボスミレ(壺菫)

2020-04-19 09:35:23 | 野の花日記

ツボスミレ(壺菫)
<スミレ科スミレ属>
スミレは大好きなのに、いつも名前に確信が持てず
またの機会にと・思ってしまうことが多い。
野草図鑑ではツボスミレに間違いないと思うのに・・
スミレハンドブックにはニョイスミレが別名ツボスミレとあって、
私がいつもツボスミレだと思うのは、花が小さくて白いののスミレだからなのだが・・。
「日本の野草」ではツボスミレがニョイスミレだと書いてあるし・・。

小さな白いスミレで、葉は扁平した心形で柔らかく、
托葉の切れ込みは無いか・浅い。

長さ0,8~1センチのやや小さな白い花は、
下弁に紫色のすじが入って、
側弁には少し毛があり、
後ろに伸びる距は短く上弁は反り返ることが多い。

花の内側に毛があるかないかよく見ておこう。
距の形と色を見ることが大事だそうだ。

人里や山野のやや湿った所に生える白い小さなスミレです。

茎は枝分かれして伸びる。
和名のツボは庭の意味で、身近に普通に生えることを意味し、
別名のニョイスミレは仏具の如意に花柄の形が似る事に由来するそうです。

 

 

 

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ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)

2020-04-18 08:50:50 | 野の花日記

ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
<ケシ科ケシ属>
帰化植物で、どこにでも咲き群生すると奇麗だが、
一日花である。

花が咲く前は俯き加減だが、花が開くときは上向き。
茎の頂点に橙紅色の花を咲かせる。

花の直径は3~6センチで、朝開き、
夕方には落ちてしまう。


果実は細長く名前の由来になっている。

熟すと穴から小さな種子が出てくる。



たまに白い花を見つけることがある。

探してみてくださいね。

 

 

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アケビ(木通)

2020-04-17 07:43:37 | 野の花日記

アケビ(木通)
<アケビ科アケビ属>
はじめはゴヨウアケビ(五葉木通)かと思ったが、
葉が掌状複葉で、小葉が5個あるとあり、
ゴヨウアケビ((五葉木通)の葉には、
☆波状のあらい鋸歯があるのが特徴”とあったので、
山野に生えるアケビ(木通)でいいのだと思った。

落葉つる性で、4~5月、葉の間から総状花序を出し、
淡紫色の花を開く。

花には花弁が無く、3個の萼片がある。
雌雄同株。

雄花は花序の先に数個つき、直径約1センチで雄蕊は6個。

雌花は雄花の下に(この画像では先っちょに大きな雌花が見える)
1~3個つき、雄花より大きくて柄も長く、
雌しべは3~9個。


果実は↓長さ6センチほどの楕円形で、
熟すと裂ける。


これは、奇麗な色になってない実だが、
紫色の奇麗な実になることが多い。

 

 

 

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ムベ(郁子)の花

2020-04-16 07:39:48 | 木の花

ムベ(郁子)の花
<アケビ科ムベ属>
コロナの影響で、お散歩はちょっと遠めにしている。
今年のムベの花はいつもの年よりたくさん咲いているような気がする。



暖地の山地に生えるそうだが、
自然に生えているのは見たことが無い。
多くは庭木や垣根でよく見ている。

葉は掌状複葉。
小葉は5~7個あり、長さ6~10センチの楕円形または卵形で革質。
雌雄同株。


4~5月、葉のわきから短い総状花序を出し、
3~6個の雄花とやや大形の雌花を少しつける。

花弁はなく、6個の萼片はわずかに淡緑色を帯び、
内側は暗紅紫色。

果実は(画像は11月頃のもの)
長さ5~8センチで暗紫色に熟すが、
(アケビのように割れない。)裂開しない。
果肉は甘い。

 

 

 

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クサボケ(草木瓜)

2020-04-15 07:20:18 | 野の花日記

クサボケ(草木瓜)
<バラ科ボケ属>
里山の土手でよく出会うがいつも、
草刈り機で刈られてしまうのですくすく伸びている草木瓜には
なかなかお目にかかれないのだが、草の中でひっそり咲いている姿がまたいじらしいのです。



日当たりのよい山野に生える落葉小低木。
茎の下部は地に伏し、地下茎を引く。

小枝には刺がある。
葉は互生し、長さ5~15センチの倒卵形で、
縁には鋸歯がある。

4~5月、朱赤色で直径約2,5センチの花を2~4個つける。

花弁は5個で円形。
雄しべは多数。花柱は5個。雌花は子房が肥厚する。

果実は直径3センチの球形で黄色に熟す。

↑は、12月頃のクサボケの実

 

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ノミノツヅリ(蚤綴)

2020-04-14 08:00:30 | 野の花日記

ノミノツヅリ(蚤綴)
<ナデシコ科ノミノツヅリ属>

小形の葉を蚤(ノミ)の衣に例えたとの由来。
小さい資源で子孫を残すことが可能で、
小さいからこそ生きていけると言う戦略を持っている。


あらゆる所にはえる雑草で、世界中に広く分布する。

茎は細くよく枝分かれして5~25センチになる。

葉は対生し、卵円形で小さく
長さ3~7ミリ、幅1~5ミリで細毛がある。

葉のわきに細い花柄をだし、小さな5弁の白花を咲かせる。

萼片は5個で倒卵形の花弁より長い。

蒴果は卵形で先が6裂する。
種子は腎形でこまかな凹凸がある。

 

 

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ミツガシワ(三槲)

2020-04-13 07:06:02 | 野の花日記

ミツガシワ(三槲)
<ミツガシワ科ミツガシワ属>
普通は高地の湿原に多いが、
これは公園の池の近くに毎年生える多年草の水草。


根生葉の間から30センチ内外の花茎を出し、
先端に白色または淡紫色を帯びた花を総状につける。

花冠は径1~1,5センチで、裂片の内側に毛がある。

和名は3枚の小葉が、カシの葉に似ているからだと言うが、
???


地下茎は肥厚して横に伸びる。
葉は3枚小葉からなり質は厚い。


よく群生する。

 

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オランダガラシ(阿蘭陀辛子)またはクレソン

2020-04-12 07:24:28 | 野の花日記

オランダガラシ(阿蘭陀辛子)またはクレソン
<アブラナ科オランダガラシ属>
クレソンの方がなじみのある名前で、
肉料理の付け合わせにされる。


栽培しているものが野生化して全国に広がり、
川や池に群生するようになった。

冬も緑のままで、春にいっせいに白い花を咲かせる。


花の直径は約6ミリ。
白い花弁は4枚。たくさんの花が集合し、花序となる。
花は花序の下部から咲いていく。

清流に生えているオランダガラシの葉は、
生でも食べられる。
ピリッとした辛みが肉に似合う。

 

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ナヨクサフジ(弱草藤)

2020-04-11 06:55:28 | 野の花日記

ナヨクサフジ(弱草藤)
<マメ科ソラマメ属>
良い天気だったのでわんこと、車で久しぶりに
入間川まででかけた。
土手のコンクリートがひどく荒れていて壊滅していた。
それなのに・流されながら倒れて花芽を出していた柳や、
いつもより早いナヨクサフジがよく咲いていた。
ヨーロッパ原産の越年草。つる状の多年草。
茎は互生する偶数羽状複葉で、4~12対小葉からなる。

小葉は長さ10~30ミリ。幅3~7ミリの長楕円形~披針形。
葉の先に枝分かれする撒きひげがある。

葉腋から総状花序を出し、長さは1~1,8センチで、
青紫色~赤紫色の蝶形花を一方向に偏ってつける。

花は反り返った部分が筒状の部分の半分の長さ。

ちょっと色の白っぽいものも咲いていた。

クサフジに似るが、クサフジは反り返った部分と、
筒部の部分が同じほぼ同じ長さなので区別する。

なんだか夏に咲くのを見てるような気もしているのだが、
日当たりがよい場所ではもうこんなに咲いていました。

 

小葉は長さ10~3江0ミリ

 

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オオカワジシャ(大川萵苣)

2020-04-10 07:10:17 | 野の花日記

オオカワジシャ(大川萵苣)
<オオバコ科クワガタソウ属>
コロナの問題で電車は使わずに、
天気が良かったので、車で安比奈親水公園まで、出かけた。
いつも、人の姿などあまり見られないのが、子供連れの親子が、
川や、公園で遊ぶ姿がよく見られた。



帰化植物の多年草草本。
地中を横走する根茎から茎を直立し、高さ1メートルほどになる。

春から夏にかけて葉腋に穂状の花序を出し、
直径5ミリほどの淡紫色~白色の4深裂した花を多数つける。

葉は長楕円形~披針形、
縁には細かい鋸歯があり、無柄で対生する。
茎上部の葉では基部が心臓形となり、茎を抱く。

関東地方以西の水辺で見出されている。

薄紫色の花が川の近くの乾燥した場所で群生していたりします。

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