れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

サクラソウ(桜草)

2020-04-04 07:32:27 | 野の花日記

サクラソウ(桜草)
<サクラソウ科サクラソウ属>

花の形が桜に似て、江戸時代には荒川沿いに多く見られたそうだ。
私も埼玉県の彩湖と、田島ヶ原に残る群生地まで出かけた。
土手に黄色い菜の花が群れて咲いて、桜も満開で、
特別天然記念物に指定されているサクラソウを見に行った。

花には雌しべの長い個体と短い個体があり、
これは雌しべが短いタイプで外から雌しべが見えない。

減少の一途で、低地のものはまれで、
本来は山地の草原に生える野草だ。

園芸植物として親しまれているが、野生のものは
丈が低く、花数も少なく優しい繊細さがある。


保護されている場所には誰もいなかった。
同じ場所にはノウルシもたくさん咲いていたので明日、
掲載いたします。

花は紅紫色で、直径2~3センチ。
草丈は15センチほど。
葉や花径に白く縮れた毛がある。

いつまでも残って欲しいサクラソウ群生地でした。

 

コメント
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