熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

マイナポイント申請してみたが

2020年09月02日 | 
   9月からマイナポイントが始まった。
   ほっておいたのだが、テレビでも報道されていて、やってみようと思って、今日、パソコンを叩いた。
   マイナンバーカードを使っての政府への申請は、税務申告や先刻の給付金の申請などで行っているので、特にどうと言うことはないのだが、歳の所為もあってか、いつも、何らかの形で引っかかって、スムーズには行かない。

   趣旨や説明を十分に理解せずに、直感に任せてパソコンを操作してしまうので、途中で振り返らざるを得なくなるのだが、今回は、パソコン操作で、先へ進まなくなってしまった。
   「マイナポイント申し込み」をクリックしたら、「マイナンバーカードでログイン」のページが現れて、クリックすると、「環境チェックの結果」という中間ページが現れて、「事前セットアップ」の項に×印がついていて、「プラウザ用拡張機能」追加の指示が出ている。Edge用の拡張機能ページが出たので、インストールして「完了」の文字が出たので先のページに戻ったが、全く改善していない。
   何回試みても、改善せず、「マイナンバーカードでログイン」のページへ進めない。
   この総務省の拡張機能のページには、全く動かずに不都合だと言う苦情や怒りのコメントが多く書かれていたので、同じ問題は私以外にも沢山の経験者がいたのであろう。
   私のパソコンは、最近買ったもので、富士通の最上級のパソコンなので、パソコンに不都合はあるはずがないとおもって、パソコンでやるのは諦めた。
   
   結局、総務省のHPで、マイナポイント申し込み用の機器が設置されている場所が提示されているので、近くの郵便局に出かけた。
   必要なのは、①マイナンバーカード、②数字4桁のパスワード(暗証番号)、③決済サービスID/セキュリティコード
   ③決済サービスID/セキュリティコードについては、既に、イオンカードで手続きをしていて取得済みなので問題はない。しかし、このIDやコードの取得は、マイナポイントのHPに明確な説明がないので、気づかないと分からず、不親切である。

   郵便局では、このマイナポイント機器を使う人は少ないのであろう、局員の方が、マニュアルを繰りながら、スタート時に親切にアシストしてくれた。
   マイナンバーカードの暗証番号は3回ミスするとブロックされてしまい、更新に市役所に行かなければならないので、緊張するのだが、問題なく完了した。
   本当は、この段階で、コピーを取るなり、記録を保存するなりするのだが、簡易な機器なので、その機能はなく、そのまま、ログアウトしてしまった。

   家に帰ってから、上手く、申請が完了したのか調べようとしたが、先の拡張機能の問題がそのまま残っていて、マイナンバーカードの読み取りさえ出来なくて、ダメである。
   幸い、電話で照会する役所の電話番号が記載されていた、マイナポイント施策推進室で、電話を掛けたらすぐに繋がった。
   上手く申請手続きが完了したのか、そして、今後のこともあるので、拡張機能の修復について照会したのだが、全く、その辺の知識はなくて役に立たず、マイナンバー総合フリーダイヤルに聞けば分かると振られてしまった。
   こんなところの電話は、何十回掛けても繋がらなければ、繋がっても、気の遠くなるほど待たなければならない。
   やっと繋がって聞いたら、上手く登録申請が出来たかどうかは、申し込み処理番号を言えと言われたのだが、その記録がないから聞いたのである。
   拡張機能の修復については、親切に調べてくれたが、全く埓があかずに、マイクロソフトの問題だという。

   結局、上手く行ったかどうかは、どんなパソコンからでもアクセス出来て、カードリーダーで私のマイナンバーカードさえ読み取れれば、それで機能するので、もう一度郵便局へ帰って、確認したのだが、こんなことをする人間がいないので、局員は、また、四苦八苦、どうにかページが現れて、わがマイナポイントの申請は確認された。
   私のパソコンに問題があったのかどうかはともかく、パソコンの操作に疎い年寄りには、やはり、一度途中で暗礁に乗り上げると非常にきついし、当事者が説明できないようでは話にならない。
   
   マイナンバーカードの取得者が人口の4分の1くらいで、マイナポイントの申請者が少ないと言うことであれば、誰のためのシステムなのであろうか。
   アメリカでは、もう、半世紀も前に、留学生であった私にさえ、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーをつけて管理していたが、日本でも、有無を言わせずに、強制的に背番号を打たなければ、無理で、
   ITガバンメントと言って、行政のインターネット化を計ろうとしても、システムがこのような状態では、先が思いやられる。
   
コメント (1)
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