
景気が良いのか悪いのか、あるいは、住宅の売れ行きが良くなったのかなどと言ったことは、よく分からないのだが、最近、新規住宅地の開発が少ない鎌倉の町はずれで、小規模だが、住宅開発が行われている。
鎌倉山の麓から西鎌倉にかけて、日本経済発展の絶頂期に大々的に開発された住宅街と昔からの旧市街との間の開発から取り残されていた急斜面に19宅地、それに隣接したやや平坦な空地に整地前だが10宅地、である。
4年前、千葉から鎌倉へ移転する前に、かなり、あっちこっちの鎌倉近辺の住宅地を探したのだが、その時には、何しろ、新開地が殆どなくて、山がちの土地であり、山間にびっしりと住宅地が犇めいている鎌倉で、適当な物件を探すのは、大変であった。
新規の宅地やマンションは勿論のこと、中古住宅でも、余分な土地など殆どない鎌倉では、中々、適当な価格で適当な場所で適当な物件を探し出すのは、非常に難しかったのである。
この新規開発物件は、鎌倉市と言っても、鎌倉旧市街の中心とは鎌倉山を隔てた西側にあり、東京へは、モノレールとバスで大船に出ることになるが、江の島へは至近距離で、藤沢の灯を眼下にして、場所によっては、富士山が見えるようである。
隣接する西鎌倉の住宅街は、整然と区画された開発地で、かなり時期が経っているので、空き家が出ると、新規に立て替えられることが多いが、かなり宅地が広いこともあって、不動産会社が入ると分割されて、2戸建てて販売されることが結構ある。
新しい住宅地でさえ、この状態であるから、鎌倉の旧市街の旧家などが売却されて再開発される時には、分割されて数戸の宅地となるので、どんどん、住宅の規模が小さくなっていっているような気がしている。


さて、この新しい開発地が、売れているのか売れていないのか分からないが、どんどん、工事が始まっている。
最初は、建築条件なしの宅地売りで販売されていたが、現在は、一部を建売に変更して売り出されている。
宅地面積は、場所にもよるが、大体、150~160㎡であるから、50坪くらいであり、坪単価は、場所による異同を平均すれば、60万円+αくらいであろうか。
定かではないのだが、路線価よりは、少し高いのかも知れないのだが、西鎌倉の元1戸建ての敷地に2戸新築された30坪くらいの住宅が、4000から5000万円くらいであるから、ここに家を新築すれば、5~6000万円くらいになるのであろうか。
もう、何十年も以前バブルが始まる前に、地価が鎌倉と比べて3分の1くらいの千葉で家を建てた頃と比べて、かなり広かったので、2倍にもなっておらず、それ程高くなっていないことを考えれば、住宅価格は、かなり、安くなっているのであろうと思う。



大船や湘南沿線のJR駅に近い一寸したマンションよりも割安だと思うのだが、やはり、庭付き1戸建て住宅と言っても、交通の便とか維持管理を嫌うのか、いくら鎌倉でも、右から左へと売れるわけでもなさそうである。
しかし、鎌倉山の外れから西鎌倉近辺にかけて、旧住宅を壊して二戸新築された30坪くらいの一戸建てが、すぐに、売れて、若い子供連れの夫婦が住み始めているのを見ると、やはり、鎌倉だと思う。
私の千葉の家を売却した時に、その地区では、年間30軒の空き家が出て、成約に至るのは10軒くらいだと言われていたので、二束三文とは言わなくても、とにかく、苦労して、1年近くかかったものの処分できたのは、幸いだったのかも知れない。
最近は、グーグル・アースの、ストリート・ビューで、何でも見られるのだが、久しぶりに見ると、幸いにも、私の家をそのまま使ってもらえているので嬉しくなった。
しかし、あんなに丹精込めて育てた枝垂れ梅の大木や何十種類も植えていた椿など、庭木は、門被りの槇の木だけを残して跡形もなくなっていたので、一寸、寂しい気持ちになったが、人夫々の嗜好であるから、これも浮世であろう。
鎌倉山の麓から西鎌倉にかけて、日本経済発展の絶頂期に大々的に開発された住宅街と昔からの旧市街との間の開発から取り残されていた急斜面に19宅地、それに隣接したやや平坦な空地に整地前だが10宅地、である。
4年前、千葉から鎌倉へ移転する前に、かなり、あっちこっちの鎌倉近辺の住宅地を探したのだが、その時には、何しろ、新開地が殆どなくて、山がちの土地であり、山間にびっしりと住宅地が犇めいている鎌倉で、適当な物件を探すのは、大変であった。
新規の宅地やマンションは勿論のこと、中古住宅でも、余分な土地など殆どない鎌倉では、中々、適当な価格で適当な場所で適当な物件を探し出すのは、非常に難しかったのである。
この新規開発物件は、鎌倉市と言っても、鎌倉旧市街の中心とは鎌倉山を隔てた西側にあり、東京へは、モノレールとバスで大船に出ることになるが、江の島へは至近距離で、藤沢の灯を眼下にして、場所によっては、富士山が見えるようである。
隣接する西鎌倉の住宅街は、整然と区画された開発地で、かなり時期が経っているので、空き家が出ると、新規に立て替えられることが多いが、かなり宅地が広いこともあって、不動産会社が入ると分割されて、2戸建てて販売されることが結構ある。
新しい住宅地でさえ、この状態であるから、鎌倉の旧市街の旧家などが売却されて再開発される時には、分割されて数戸の宅地となるので、どんどん、住宅の規模が小さくなっていっているような気がしている。


さて、この新しい開発地が、売れているのか売れていないのか分からないが、どんどん、工事が始まっている。
最初は、建築条件なしの宅地売りで販売されていたが、現在は、一部を建売に変更して売り出されている。
宅地面積は、場所にもよるが、大体、150~160㎡であるから、50坪くらいであり、坪単価は、場所による異同を平均すれば、60万円+αくらいであろうか。
定かではないのだが、路線価よりは、少し高いのかも知れないのだが、西鎌倉の元1戸建ての敷地に2戸新築された30坪くらいの住宅が、4000から5000万円くらいであるから、ここに家を新築すれば、5~6000万円くらいになるのであろうか。
もう、何十年も以前バブルが始まる前に、地価が鎌倉と比べて3分の1くらいの千葉で家を建てた頃と比べて、かなり広かったので、2倍にもなっておらず、それ程高くなっていないことを考えれば、住宅価格は、かなり、安くなっているのであろうと思う。



大船や湘南沿線のJR駅に近い一寸したマンションよりも割安だと思うのだが、やはり、庭付き1戸建て住宅と言っても、交通の便とか維持管理を嫌うのか、いくら鎌倉でも、右から左へと売れるわけでもなさそうである。
しかし、鎌倉山の外れから西鎌倉近辺にかけて、旧住宅を壊して二戸新築された30坪くらいの一戸建てが、すぐに、売れて、若い子供連れの夫婦が住み始めているのを見ると、やはり、鎌倉だと思う。
私の千葉の家を売却した時に、その地区では、年間30軒の空き家が出て、成約に至るのは10軒くらいだと言われていたので、二束三文とは言わなくても、とにかく、苦労して、1年近くかかったものの処分できたのは、幸いだったのかも知れない。
最近は、グーグル・アースの、ストリート・ビューで、何でも見られるのだが、久しぶりに見ると、幸いにも、私の家をそのまま使ってもらえているので嬉しくなった。
しかし、あんなに丹精込めて育てた枝垂れ梅の大木や何十種類も植えていた椿など、庭木は、門被りの槇の木だけを残して跡形もなくなっていたので、一寸、寂しい気持ちになったが、人夫々の嗜好であるから、これも浮世であろう。