学級でマインドマップのかき方を指導する

子ども達のマインドマップ技能向上をしていくためにやったことです。

7つのルールに則ってかけている子ども作のマインドマップを黒板に掲示して、その周りに「何が良いのか」をコメントしてあります。

これをみんなが見ることで、学び合い、刺激し合えることをねらっています。


黒板に書いてあることは次のことです。

(1)セントラルイメージをていねいに描いている。
(2)いろいろなところにイメージや矢印などで強調をかけて、記憶にフックしている。
(3)ふきだしを使ってイメージ化している。
(4)意味をしっかり理解しているとイメージで描くことができる。
(5)ブランチの階層化ができている。


今回は社会のテスト勉強をマインドマップでやらせましたが、多くの子は教科書の丸写しになっていて、「マインドマップ風の箇条書き」でした。おそらく目的意識の持たせ方を指導しきれなかった結果です。その目的意識の違いによって大きな差が生まれてしまいました。それは、

「マインドマップでまとめるという宿題をやるため」

なのか、

「テストの結果を出すためにマインドマップという道具で理解するため」

なのかという違いです。


【お薦めの本】
子ども向けの本ではありません。しかし教師として、また親として、ここに書かれている勉強法を知っていることは子どもの将来に役立つと思います。
マインドマップ資格試験勉強法
萩原 京二,近藤 哲生
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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