新東京タワー「東京スカイツリー」 2009-6-19

私の勤務校の4階からは押上の新東京タワー「東京スカイツリー」建設現場の様子が小さく見えます。
そろそろ上の方へ伸び始めて来ましたので定点観察を始めます。
1週間に1度くらいは写真をアップしていけるといいなぁと思っています。
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マインドマップと学び合いのコラボをするとこうなります

【これは6月17日に行った授業の考察です】


元寇について指導しました。

まず始めにさっさとマインドマップを板書して、ブランクブランチ(空いている枝)を埋めていきながら、元寇について全員が理解することをゴールにしました。

(板書したマインドマップ)


あとは、
「分からなかったらどんどん教え合いなさい。」
「立ち歩いてもかまわないんですよ。」
「全員が説明できるようにするんですよ。」
「自分だけできたんじゃ目標達成じゃないんだよ。」
ということをたま~に伝える。

そして、最後に学習したことをもとにして、ブランチを空けてあったマインドマップを埋めるような形で意見を次々に出してもらって授業終了。

子ども達のノートにも、それぞれ足りなかった内容を書き足してもれなく元寇を理解した1時間となりました。




「学び合い」の授業観の中で重要な要素は、「傍観者を作らない」ということです。通常の学習スタイルで授業を進めると、子どもによって学習状況が次のように分かれていきます。

「課題解決者」・・・5割
「モニター」・・・・4割
「傍観者」・・・・・1割

「課題解決者」とは自ら積極的に学習を進める者。ところが理科の実験を例にあげると、グループの中で、この課題解決者だけが学習をしていて、「モニター」はやりたくても手を出せずに見ているだけ。「傍観者」に至っては、関心も持てずにただいるだけの子です。
これによって、主に課題解決者だけが学習を達成し、傍観者は授業が苦痛なだけになります。

この子ども同士の人間関係は、成績優秀な子ばかりを集めた進学校でも同様な割合で出現するというデータがあるそうです。能力の差ではなく、これまでの教育(授業)で私たち教える側が持っていた授業観・子ども観によって、「課題解決者」「モニター」「傍観者」という役割を生み出さざるを得ない状況だったというわけです。

「学び合い」の授業観・子ども観によって、この無意識の役割認識を打ち破ることはできます。そして学級の全員が一致協力してお互いの学力を向上させていくという相乗効果も生まれます。


マインドマップは子どもたちの思考を“楽に楽しく”させてくれる道具ですから、これだけでも子どもたちは集中して授業に取り組みます。


良いものを二つ使うことで、お互いの良さを相殺させないようにしないといけないのですが、舵取りを上手にやれば、2倍ではなく何十倍の授業効果が現れてくることでしょう。

私的には12月に予定している江東区の研究授業に、ここ数年間に学んできた授業方法を集約していくつもりで進んでいきます。


学び合いの仕組みと不思議―ちょっとのことでクラスは変わる
西川 純
東洋館出版社

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祈りは叶う!

今日は子どもたちが待ちに待った水泳の授業が予定されていました。ところが予定の3時間目になるにつれて雲行きが怪しくなり、朝の時点で24℃あった気温が22℃まで下がり、あえなく中止になりそう。そこへ神のお告げのような子どものつぶやき一言。

「3,4時間目がダメなら5,6時間目にすればいいのに。1日の最高気温は午後が一番高いんだから。」

なるほど!!!おっしゃる通り!!!

「確かにその通りだ!」と心を動かされた私は、すぐに5,6年担任の先生を回り、「午後に授業を動かせますか?」と確認に走る。全クラスから「そうか、その手があったね!」という反応。予定を午後に移しました。

しかし、この時点ではまだまだ肌寒く、とても入れるような空気ではありません。
「プールをやりたいと思ったら、天に祈るしかないね。」
と語りかけておきました。すると多くの女の子たちは、自分の手に太陽マークを掻いて晴れるようにお祈りを始めたようです。(写真参照)

その祈りは見事に叶い、午後には気温30℃、水温25℃の中で気分良く水泳の授業ができました。

昨年から私の学級では「紙に書けばその通りになる!」という伝説が次々に誕生してきましたが、子どもたち、今回は自分の手にイメージで描いた訳で、もしかしたらこれまでの紙に書く方法よりも強い効果があるかもしれませんね!

【お薦めの本】
私に「アファメーション」という情報を教えてくれた本です。
私としては、この本から一気に「知識の連鎖」が起こりました。
アファメーション文例が紹介されていますので、入門書としては適切かと思います。
夢は宣言すると叶う
祐川 京子
中経出版

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