ぼくは本気でバレーボールをしたいです

子供たちに伝えました。
「土曜日の大田区教育大会を境に、練習内容が変わったことを分かっているかな?」
多くの子がうなづきました。
「これまでは矢口流のお楽しみ練習。これからは辰巳ジャンプでやっていた練習を入れていくから。少し厳しくなるけど、バレーボールは強くなります。」
さあ、子供たちはどう捉えたでしょうか?

練習後、校長室にもどると、差し出し人の名前が書いていない年賀状が届いていました。しかし、書いてある内容が気合いの入ったものでした。
「校長先生、ぼくは校長先生のところで、本気でバレーボールをしたいです。ぼくはバレーボールが大好きです。」
この内容から、誰からの年賀状か、すぐに分かりました。チームの皆さんなら、同じように誰だか分かると思います。

今はいない、彼、初代男子キャプテンですね。

たったひと言の文の中に、その思いが伝わりますし、書いている様子が目に浮かびます。人の心を打つ文です。指導者冥利に尽きる言葉です。
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