今回のミカサ杯教育大会の敗因は

今日はミカサ杯教育大会の二次予選。ここで2位に入らないと予選敗退が決まります。子供たちは、一生懸命頑張りましたが、あとで示す個人成績から分かることですが、2年生頼りのような状態ですから、やはり勝ち抜くことは難しいチーム状況でした。

はじめに敗因の中で、もっとも大人が考えなくてはならないことを申し上げましょう。
今回の予選の最大の敗因は、じつはすでに半年前から始まっていました。それは「新入部員が入らない」ことです。これこそが今回の大会の最大の敗因です。「行きづまり」の状態にチームがあることで、その影響が子供たちにあらわれたということです。この半年。何人かが体験練習に来ました。これまでの私の徳持時代、辰巳時代の指導者経験でいうと、一度体験に来た子は100%入部してきた。しかも、体験に来た次の練習から、休まずに練習に来てしまう子ばかりでした。ところが今は違う。(あれ?なんで入らないのだろう?おかしいな?)何度思ったことか。やっと2月に新入部員が入ってきますが、それでもたった一人です。どうしてこうなってしまったのでしょうね。

これがどう子供たちに影響しているかというと、今の5年生は、下級生(新入部員)のお手本となる、または、下級生の世話をする、下級生にバレーボールを教えるという経験をほとんどしていないのです。つまり6年生にすべてを任せ、自分のことしかやってきていない。リーダー性が育っていない。だから視野が本当に狭い。試合を俯瞰(広い視野)してみることができないため、ちょっとうまくいかないと、すぐ心が負けてしまう。負け始めるとすぐに表情に現われる。これは新入部員がいないというチームの特徴なのです。

今日の個人成績
【サーブ成功率】チーム80.9%
1位 T.Y(2年) 100%
2位 T.H(5年) 91.7%
3位 S.H(3年) 83.3%

【サービスエース率】チーム26.6%
1位 T.H(2年)42.9%
2位 T.H(5年)37.5%
3位 T.K(5年)26.1%

【サーブ得点率】チーム48.9%
1位 T.H(2年)71.4%
2位 T.H(5年)T.K(5年)54.2%

【スパイク成功率】
1位 T.A(5年)80%
2位 T.K(5年)50%
3位 T.H(5年)40%

このように、2年生に頼っているチームが勝つことはありません。


サービスエースとサーブ得点率で1位になった2年生T.Hくんは、ドラえもんが大好き。
たくさん点を取って、勝利に一番貢献したので、帰りの井上車の中ではドラえもんのDVDを流しました。ところが途中から他の子たちが歌を歌うことに熱中してしまったため、DVDの音がほとんど聞こえない状況になってしまった。しまいにT.Hくんの鳴き声が聞こえてくる。「ドラえもん、聞こえないから静かにしてよ(泣)」と。気分よく帰るはずだったのに、いろんなことが起こりますね。
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