ミカサ杯教育大会二次予選を終え、直後の月曜日、火曜日と練習日になっている我がチームは、子供たちのモチベーションも最高レベルに上がっているため、私からの厳しい指摘も受け切る心が育っています。今こそ、一気にチームレベルを上げられるチャンスなのです。保護者の皆さんは、子供たちの練習を1週間見ないでいると、まったく別チームに成長していることを実感することになるでしょう。
二次予選で大会の優勝候補と試合したときに、サーブだけでやられてしまったことから、月曜日の練習ではアンダーハンドの基本に立ち返り、腕を振らないフォーム作りを徹底的にしました。その方法は、今は秘密です。秘密練習!!!
そして今日の火曜練習で行ったことを箇条書きで残します。
・サーブ、アンダーハンド、オーバーハンド、トス、スパイク、ブロックと、すべての技術に「正しいフォーム」がある。それを身につけることを目標に、ひまあれば素振りをしていること。
・レセプションのタイミングは「せーのっ、12345」、ディグのタイミングは「せーのっ、123」ということを、しっかり声に出して身につけること。
・ボールが動いている限り、コート内の全員が足を止めないこと。
そのほか、たくさんの細かい指導を入れました。
練習成果は非常に大きく、2日前のチームと見違えるくらいに、すべての技術が向上しました。
この2日間で指導してきたことを象徴的に言うと、「美しいフォームでバレーボールをする」ということです。
また、次の宿題も出しました。
「スポーツがうまくなる人は、トップレベルの選手のプレーを、そのままコピーできる。つまりそっくりにマネをすることができる。だからYoutubeなどで、バレーボールのトップ選手のプレーを集中して見て、マネをしなさい。ボールを使わなくていいから、エアーバレーで正しいフォームを身につけなさい。」
ということです。チーム最大の勝負がかかった数週間を過ごす子供たちです。このプレッシャーがかかった今だからこそ、信じられないくらいに大成長をとげるチャンスなのです。