新学年の空気感

4月。年度が変わり、新しい学年になった今、募集もかけていないのに、体験入部の子がどんどん来ています。驚いたのが、入学式をしたその午後に体験入部して、その場で入部手続きをすませた1年生がいることです。
さすがにこの入部の早さは私も初めてで、もう少し熟慮してもよいのではと思いましたが、入学2日めに校長として1年生の教室の様子を見に行った時に、入部したこの子は、すでに私のことをバレーボールの監督と理解していて、身近な感覚で、安心して笑顔で接してくれました。そして、自分で工夫して作った折り紙作品をプレゼントしてくれました。こういう教育的効果が、このPTA親子バレーボール同好会・矢口タートルズにはあるんだなと感じた次第です。

今週の土曜日にも、体験入部の子たちが参加します。

そうそう、体験入部する子たちへの、6年生部員たちの優しい接し方にも喜びを感じています。公式戦に向けて頑張ることも素晴らしいですが、新入部員を優しく迎え、ていねいに教えてあげる行動をすることの方が、もしかしたら子供たちの心を育てることにつながるかもしれません。

新入部員の子供たちが、そういう上級生の優しい心に接して、「このチームにいたい!」と思えることが最高の教育だと思います。これこそ小学生バレーボールの理想とする姿です。

そんな世界に、もっとたくさんの子供たちを招くためにも、そろそろ入部募集をかけようと思います。
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