介護

母親の状況は良くはなく、悪くはなく、しかし介護は間違いなく必要という状況。

今日は弟が仕事途中に駆けつけてくれたので任せましたが、明日からは私が行くことになる。この状況を想定していたから、私は実家近くの今の住居から離れなかった。

多くの人が心配してくれているのが、我が母親の人徳といえるのかと思う。子供の我々としてはありがたい限りである。

学校俳句指導の先輩先生に、認知症になっても、その人のそれまでの人生に、感謝の心があるかないかで、介護する方の対応が違ってくると教えられた。

すごいなと思うことに、我が母親も、どう見ても認知症なのに、「ありがとう」の言葉を忘れない。長男の私に対しても、「ありがとうね。」という言葉をかけてもらえる。

母親のご近所の方からは、「これまでたくさん支えてきてくれたから、本当に心配しているんです。」という言葉をいただく。そんな方々から、宅食を取り入れるとよいことをアドバイスしていただきすぐに取り入れた。さっそく取り入れ、確かにものすごく助かっている。

バレーボール監督の仲間に、ケアマネージャーの仕事をしている方がいるので相談してみたら、すぐに手を打ってくださった。

人は人に支えられて生きていけることを、どうも母親が教えてくれているように思えてくる。
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