地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

十和田の熱過ぎる夏 (7) 夢の七百撮影会

2011-08-03 00:00:00 | 地方民鉄 (東北)


嗚呼!前パン釣掛式電車の麗しき並び!(*^^*) ※画面右上隅の柱を消しています (^^;)。



撮影会前半戦……オールスター勢揃い!!



撮影会後半戦・十和田色オンリーの図! モハ3401の顔に影がかかっているのがビミョーですが (汗)。



モハ3603の平面顔も忘れるわけには行きません! いつかこの顔を改めてじっくりと……。

--------------------------------------------------
 数回に分けてレポートして参りました「海の日」連休の十和田・旧型車両の競演の模様も今回が最終回。ELも含めた臨時列車が最も多数運行された17日には、七百に留置された車両がちょうどベストな光線状態となる午前11時前後を選んで (?) 撮影会が開催されまして、その際に必死に撮影したカットの中から何枚かアップしてみましょう~。
 この撮影会は一日乗車券を提示すれば誰でも自由に参加できましたが、貴重な釣掛式電車や凸型ELがズラリと勢揃いするとなれば、多くのファンが色めき立たずにはいられないわけでして、開場直前には七百駅のホーム上に200~300名ほどがひしめくという前代未聞の展開に……(@o@)。しかも、撮影会をするためにはどうしても上り本線を利用しなければならず、定期列車運行の合間を縫って車両入換・ロープ張りによる会場設定を行うという綱渡り的なイベントでしたので、展示時間が短いという制約もカヲスさに輪をかけておりました (爆)。というわけで、ただでさえ短時間の撮影会は入替制となり、宝の山を前にしながらもモミクチャになりながら超速攻・無我夢中でいろいろなアングルを撮りまくらなければならず、じっくりと旧型車と語らうというわけには行かなかったのは残念……。
 それでも、今やこれだけの車両がズラリと並ぶこと自体が最高に貴重であるのは多言を要さないでしょう! しかも撮影会のあいだは、曇りがちな天候の中にあって駅周辺にのみ光が差すという絶妙なライティング! バックの空が暗く、手前の車両がド順光という状態は、個人的に最高にドラマチックだと思うのであります……(*^O^*)。
 というわけで、後で撮影したカットを眺め返してみますと、やはりこれは一瞬の夢の宴であったなぁ……ということが思い出されます。その夢を具現化するためには関係者各位の多大な配慮や準備が必要であることは言うまでもなく、ここに改めて厚くお礼申し上げるとともに、今後もなるべく永きにわたって貴重な車両群が維持されることを祈念しております m(_ _)m