
【ジュアンダ/8日】マスジッド・イスティクラル (独立モスク) をバックに!

【サワー・ブサール/10日】アウトカーブからド順光で!

【ジャヤカルタ/13日】17日の独立記念日を控え、駅にも国旗が装飾♪

【ガンビール/14日】帰国日は官庁街で構えたところ、青103が別れの挨拶に!
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本日はインドネシア独立宣言から66周年の記念日。ジャカルタの街のあらゆるところにメラ・プティ (赤白の国旗) がはためき、めでたい雰囲気が充満します。というわけで (?)、そんな首都ジャカルタの中心を貫く大動脈・中央線高架を快走する青103系を撮り貯めた成果をドーンとアップしてみましょう~。そもそもインドネシア独立宣言は、日本軍政崩壊の2日後、植民地再支配を目論むオランダの機先を制するかたちでなされ、以後の独立戦争は敗残日本軍人有志の支援を受けながら苛烈に展開されたという経緯があります。そんな縁あって、インドネシアと日本の経済協力の歴史は長く深く、中央線の高架複線化も1990年代に円借款により推進されたため、架線柱をはじめ基本的なスタイルは日本風。しかもそもそも日本軍政時代にジャワ島内の鉄道幹線が1067mm軌間に統一されましたので (勿論、突貫工事で大量に動員された現地労務者の犠牲は銘記されるべきでしょう)、日本風の線路を走る日本の電車が南国の風景と渾然一体となっている今日の情景は、あるいはもしかすると66年前の時点で決まっていたのかも知れません。
というわけで、今回の訪問では何とか、これまで撮りそびれていた103系と独立モスク (インドネシア最大のモスク) との組み合わせをゲットしたいと思ったのですが、このアングルは8両編成の後ろが架線柱で切れる可能性が高く、広角で一瞬のタイミングを切り取るという最高に難しい撮影……。しかし!バリバリに成功して超ガッツポーズです♪ その後も、午後のバリバリ順光を狙って中央線高架を訪れるたびに103系高運編成は姿を現してくれまして、青塗装時代最後の雄姿を心行くまで撮りきった……という充実感に満たされたのでした。しかも、12日あたりに一旦ジャカルタ・コタから東~ブカシ線運用に入り、その後環状線を1周して方向転換し、再びボゴール線運用に戻って来たらしく (東線での運用を撮りそびれた……-_-;)、先頭に立っている2両のクハ両方を午後の順光で撮影出来たという……(笑)。う~ん、今回の訪問はある意味で、103系青編成の最後を追いかけるためだったのかも知れません (*^^*)。