
【アルゴ・ドゥイパンガ】ソロ・バラパン行……小窓最新型客車+新型郵便車。

【タクサカ】ジョグジャカルタ行……小窓車登場で余った古いアルゴ客車で運転。

【アルゴ・ジャティ】チルボン行……小窓最新型客車+食堂車はバティック柄。

【アルゴ・パラヒャンガン】バンドゥン行……2等車が半数。食堂車消滅 (T_T)。
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断食明けまでいよいよ秒読み。普段は急発達した航空路や高速バス・自家用車に押されて青息吐息、必死のプロモーション運賃で何とか利用客をつなぎ止めているインドネシア鉄道にとっては、レバラン輸送期間大幅割増運賃を払ってでも快適な冷房デラックス客車(エクセクティフ)で帰省したいという中産層がワンサカと駅に押し寄せて来る書き入れ時でもあります。
ではどの程度運賃が上がるのかと申しますと……3時間少々乗るジャカルタ~バンドゥン間のエクセクティフ運賃が35,000ルピアから75,000ルピアに! (爆) それでも、日本円に直せば750円程度ということで、ふだん運賃6000~7000ルピアの冷房電車を利用している層にとってはそう大した出費ではないでしょう。ということは……逆にふだんのインドネシア鉄道の出血大サービスぶりが涙ぐましく感じられるわけでして、撮影ついでに通過する列車の側面を眺めてみますと、食堂車の側面に「ジャカルタ~バンドゥン10,000ルピア」「ジャカルタ~スラバヤ100,000ルピア」(恐らくどちらも2等車でしょう) といったプロモーション運賃がデカデカと掲げられているのを眺める度に「大変だなぁ……」と同情を禁じ得ません (-_-;)。
というわけで、実はレバラン期間運賃こそが正規運賃なのかも知れませんが、とにかくこの期間は1・2等優等列車の増発や増結を重ねることで、インドネシア鉄道としては年間の大半の収入を得ているのではないか?とすら思えるほど (ちょっとオーバーな表現でしょうか ^^;)。
そんなインドネシア鉄道の優等デラックス客車、さすがに最近の高度成長をうけて、サービス改善のための設備投資=客車の新造が相次いでいるようでして、一年ぶりに訪れてみると (1) 小窓の最新客車の急増。[小窓化は一見するとサービス低下に見えますが、年々ひどくなる投石対策なのではないかと予想……-_-;] (2) それを受けて、大窓でやや古いアルゴ客車による非アルゴ・エクセクティフ客車[車体下部がブルー]の置き換え進行。 (3)余った非アルゴ・エクセクティフ客車は多分地方路線の優等列車に転出 (4) 優等列車連結用郵便荷物車の最新型化……といった変化が明らかに見て取れます。マンガライで何気なく電車を撮っていますと、ガンビール始発の優等列車もいつの間にか撮り貯まって行きますが、一見すると同じように見える優等列車も実は列車ごとに構成が異なり、かつ昨年と比べて微細な違いがあることに気づきますので、なかなかどうして油断できない存在です (笑)。
ちなみに、これらの列車はマンガライを高速で通過して行きますが、通過時に使用される3・4番線を跨ぐ構内踏切には遮断機も警報機もなし (爆)。もっぱら駅構内のアナウンスが頼りです。「ジャルール・ティガorウンパッ、クレタ・ランスン! (3or4番線、通過列車!)」という放送程度は聞き取れるようにするのは、撮り鉄中の安全のために欠かせないと言えましょう……(汗)。