
早いもので、今回のジャカルタ遠征の現地到着から2週間少々、そして帰国から1週間少々が経ってしまいました (汗)。連写に連写を重ねて1000数百カットも撮り貯めたものを整理し、その中から選りすぐってレタッチを施すのは途方もない作業ですので、とりわけお楽しみでカット数も多い東急車につきましては一体何時連載できることやら……と (^^;)。
とはいえ、脳内での記憶が余りにも鮮烈であるがゆえに、鮮度を保ったまま記憶を文章にしておきたい出来事もありますので、とりあえずこんな光景をどうぞ……夜のボゴール駅に集う東急8000系列です! しかも、赤いマスクが強烈な印象を放つ8613F「JALITA」のみならず、幕が生きている8003F (今回の訪問時、8007Fは全く動いていなかったため、8003Fが代わりに超大当たり編成に!)、そして泣く子も黙る伝説の神秘的編成である8039Fの三並び!! (*^O^*)

既に8日付けの記事にて記しました通り、去る7日の到着初日は予想を良い意味で思い切り裏切るかたちで午後4時に宿に到着出来てしまい、荷物を部屋に置く間もなく、目と鼻の先にあるジャヤカルタ駅に繰り出して撮り鉄に興じたのですが、8613F「JALITA」を撮影した後はそのままこの列車に乗ってボゴールへ! (爆) その目的は勿論、急行廃止後も相変わらず力強い走りが期待出来るデポック~ボゴール間での8500系山登り激走サウンドを楽しむことでしたが、それ以上に重要な裏の目的として、ボゴール駅構内の超美味なミーアヤム(鶏そば)を1年ぶりにさっそく激賞するためでもありました (笑)。残念ながら、ミーアヤム屋は日曜日につき営業しておらず (T_T)、賞味は翌日の晩、103系に乗ってボゴールへの山登りを楽しんだ後へと持ち越しとなりましたが (103系を眺め、断食明けのアザーンを聴きながらのミーアヤムは美味かったぁ!^O^)、その代わりに展開していた超!美味しすぎる光景こそ、この東急8000系列特徴編成三並びだったのです……!!
し・かーし! 基本的にジャカルタの電車シーンは日が暮れると本数がどんどん減って行き、駅周辺の治安も悪化するといわれることから、夜遅くまでバルブ撮影するために三脚を持って行こうという発想は個人的に全く持っておらず、当然このときも三脚の持ち合わせは無し……。超高感度にセットして、手ぶれ補正とのセットで何とかこの素晴らし過ぎる光景を撮影出来ないものかと粘ったものの、今回はEOS 5D MⅡではなくEOS 7Dを持参していたため、やはり画像が荒れまくり……。そこで、ホームの縁にカメラを置き、ストラップをレンズの下に挟んでビミョーに傾きを調整し、祈るような気持ちでバルブ撮影……(笑)。勿論、三脚があれば得られたであろう最適なフレーミングは得られなかった次第ですが、昔気質なボゴール駅の夜光に佇む東急8000系列特徴編成の三並びという神聖不可侵な光景を記録に留めることが出来たのは本当に幸せな出来事でした v(^O^)v 日によってはメトロ車や都営車が混ざることも当然有り得ますので……。