ここのところ京王といえば、調布駅地下化完成後最初のダイヤ改正による大胆な列車体系再編がなされたかと思えば、多摩動物公園駅前での保存車両展示場建設推進、そして会社間コラボによる現存5000系へのアイボリー+赤帯塗装復活等々、趣味的にみて地味~に興味深い変化が続いているように見受けられますが、こと鉄道模型についてもまた然り。昨日は、先月中旬に京王から電撃的に予告された通り、多摩動物公園駅隣接の京王れーるランドを会場として、往年の名車2700系 (グリーン) の事業者限定鉄コレが発売されました!
個人的にはこれまで、東横→京急→OERと居を移して来たため、残念ながら2700系をはじめとする京王グリーン車は全くの未経験。せいぜい小学4年生の頃、小田急1800系さよなら運転に際し、親から小遣いをもらって多摩線に初めて乗ることが出来、その際に目の前の京王相模原線をグリーン車が走っていたことから、小田急2200系列と似たような電車が京王にも走っているのか……と子供心ながらに思った程度です (滝汗)。しかしその後雑誌などを通じて、2700系は2000・2010系と異なる釣掛であり、しかもバス窓・プレスドアと窓廻りのリブという組み合わせに「顔に似合わず結構ゴツいなぁ……(*^^*)」という知識・関心を蓄えたものです。もっとも個人的に、東急の釣掛軍団と比べると京王のそれは縁遠い存在であったことは否めず (超限られた小遣いの範囲でフィルムを買い遠征するしかなかった中学時代の悲しさよ……)、京王線・井の頭線の双方においてグリーン車は中学卒業前に消滅済みでしたとさ……(鬱)。しかしだからこそ、仕事でしばしば京王・井の頭両系統を利用する現在、グリーン車の活躍当時へと想いを馳せずにはいられません。
というわけで、そんな見果てぬ夢を卓上で余りにも手軽に叶えてくれる今回のリリースには思わず狂喜! しかも、伊予鉄や銚子を含めて潰しが効く2010系を手始めに展開するのではなく (まぁこれもいずれ出るのでしょう……とゆーか、出れば鼻血モノ♪)、よりにもよって軽量車体を目指す余り逆に車体のゴツさが特徴的だという点でマニアックな2700系を出すとは! そこで、他の鉄コレ発売を前に財布の中身が猛吹雪状態ではあるものの (爆)、ゲットしたいものはゲットしておきたい……と思いまして、スギ花粉地獄で眼も鼻も死亡中であるのをこらえつつ (-_-;;)、如何にもスギ花粉の濃度がヤバそうな多摩動物公園界隈を訪れたのでした。
しかし……ここは場所と季節柄、めっちゃ寒過ぎ (T_T)。結局昨年末の西武・東武・京急のような凄まじい売れ行きということはなく、朝7時半からわざわざ並ぶ必要は全くなかったのですが、それでも昨年末の事態を思い出すにつけ、出遅れて泣くという結果は避けなければなりませんし、何と言っても並ぶという行為によって愛を確認するということでもあります (ただのマゾ? ^^;)。そんなこんなで、個人的には3個 (6両) とジオマトのインレタをお買い上げ~♪ 2700系の実車は、1960年代にかなりの割合が、釣掛5070系製作にあたっての部品取りのため、ならびに2010系が中間に挟んでいた半鋼製ボロサハを置き換えるためにサハに改造され、残存車も2010系との混結が常態であったことから、2700系のみの6連というのはインチキ妄想も甚だしいですが、個人的な妄想としてバス窓6連をやってみたいということで……(^^;)。
そこで帰宅後さっそく、激しい発作のような花粉症地獄のため滝のように止まらない涙を拭いつつ、一旦全てバラしてせっせとジオマトのインレタを貼り、半光沢クリアを振りかけてN化を推進しました♪ 時間的な都合でとりあえず4両ですが……(^^;)。う~む、さすが鉄コレ、素晴らしく実感的なモールドであるとしか言い様がありません (*^^*)。しかし……C国製であるが故のケチの付けどころも勿論あります……(号泣。↓をどうぞ)。また、ジオマト製インレタにある車番をテキトーに拾って貼ったのですが、ウィキペディアによるとクハ2771というのは60年代にサハ化された車両ということで「しまった!」という感じです (滝汗)。まぁ基本的に中間に封じ込めれば良いかな、と (^^;)。
総じて、とても地味ながら雰囲気があってすっかりお気に入りとなったこの一品……今後も京王グリーン車が井の頭線ともどもシリーズ化されたら一層財布がヤバくなりそうです (^^;)。とくに井の頭1800・1900系とか出ようものなら……嗚呼妄想が止まらない!
こーゆーのを眼にするにつけ、
「ようちょんぐおとーすーだぢーりゃんぐわんりーはお!へんしえんちん!」
「ちょんぐおこんいえちゃんぴんどぅあーたおしーじえいーりうしゅいぴん!」
「ちょんぐおこんちゃんだんだうぇいたーりんだおわんすーい!」
……と嫌味ったらしく叫びたくなりますな (棒読み……怒)。
ま、そもそも彼のC国には元々、顔の見えない誰かの喜びのために責任を持ってモノを作ろうなどという精神は存在しないわけで(それが儒教カルチャーっつーもんです)、しかも偉大なC国K産党のもとでは、責任なんつーものは「上級」がとれば良く、老百姓は言われた通りにノルマをこなせば良いっつー発想がはびこっているわけですから、こーゆー検品ミスすら「かんぷちぇーん!」「すわんしぇんま?」「めいしーちん!」でオシマイというもの。
個々のC国人には恨みは全くなく、鉄コレの魔力に負けて貢いでいるわけですが、この国には文明的に問題があることは間違いないので、一刻も早くC国での生産をやめて欲しいものです……、他に手先が器用で、賃金水準が似たような国は、越・泰・印尼とよりどりみどりじゃないですか……。
とりあえず色差しのためクレオスのルマングリーン買って来なきゃ……(鬱)。