ミャンマー訪問レポートのうち、PDC試運転シーン撮影に至るまでの過程につきましては、何はさておき速報すべき……ということで必死に連続アップして参りましたが、とりあえずヤマ場 (?) は過ぎましたので、今後は国内ネタと織り交ぜながらアップを進めて行きたいと考えております。
そこでいきなりJRW (^^;)。タイ・ミャンマー遠征から帰国した15日、自宅で改めて身支度を調えて京都に出張し、そのまま宿泊したのですが、翌16日は折角関西にいる以上、すぐに東横副直体験のために首都圏に戻るのではなく、関西で乗り撮りしたいものだなぁ、と思った次第。しかし、ここまでの連日ハードな行動に加え (日本を発つ数日前から仕事で非常にバタバタと……) 寒暖の差もあって、かなり体が悲鳴を上げつつあるのを感じなくもなし……。というわけで、何が何でも撮るぞ!というのではなく、これまで度々の関西出張鉄にもかかわらず意外と乗っていない路線を体験してみようと思い狙いを定めたのが、片町線と城東貨物線、すなわち学研都市線とおおさか東線であります。
この二つの路線、ほとんどの首都圏民にとっては全くと言って良いほど縁がないと思われ、私もその例に漏れなかったのでした (^^;)。しかし最近、N模型いじりにあたり「いま製作進行中の御殿場線が終わったら、今度は阪和線や片町線の朱色の旧国とか作ってみたいよなぁ……。とくに片町線の百鬼夜行ぶりは、昔の写真を眺めるにつけ鼻血ものだ」と思ったものの、そういえば「全く乗ったこともなく沿線イメージも持たないくせに、いきなり板キットを製作するのってどうよ?」と思うのも当然の成り行きというものです (^^;
というわけで、今や207系と321系しか走っていないものの、何はさておき片町線に乗ろうということで、まずは近鉄京都線の急行で新田辺へ。徒歩で片町線の京田辺駅へ向かうと、そこには快速電車なるものが停車しておりビックリ仰天! てっきり「片町線なんて各駅停車しか走っていないだろう」と信じて疑っておりませんでしたので……(滝汗)。そこで意外なほどの俊足と、磐船山北麓の眺めの良い沿線風景を楽しむことしばし、徳庵にて「これが近車の総本山か!」と感動し、放出にておおさか東線に乗り換え。103系の御来臨を期待したのですが、残念ながら1編成も走っていないという……(もうほとんど来ないのですかねぇ……TT)。しかし首都圏民にとっては、今や関西とジャカルタでしか味わえない201・203系サウンドを楽しむことが出来るだけでも有り難く、「とりあえず久宝寺でテキトーに201系を撮影したら別の場所に移動しよう。どうせ今日は関西のファンも東横線に遠征するか、183系から381系への置き換え初日の山陰線京都口特急に集中しているのだろう」と暢気なことを考えつつ、おおさか東線初乗車を楽しんだのでした。
しっかーし!豈に図らんや! そんなおおさか東線が丁度開業5周年を迎え、一部編成にHMが装着されているとは! したがって、撮影しやすい駅には関西の撮り鉄の皆様が三々五々現れており、誰もいない駅でのんびり撮影するという目論見は一気にご破算に (爆)。とはいえ折角ですので、私もその中に混ぜて頂いて撮影することで、初乗車=5周年の記念としたのでした (^^;)。
それにしても……HMはおおさか東線運用に入るか否かを問わず、奈良区所属201系6連の複数編成に取り付けられてランダムに運用に入っているようですので、関西線の普通電車でもHMを装着している場合があります。この日はおおさか東線4運用中、HMつきは1本のみでしたので、何となくちぐはぐな印象……(汗)。