ヤンゴンでの鉄活動3日目、いつものように宿の朝食を楽しみ、美味すぎるミルクティーをしばいて上機嫌になったのち、まだ涼しいダウンタウンを散歩気分で歩いて (日中は40度近い地獄となるものの、朝は20度前後で快適。一日中こんな気温だったら良いのに……)ヤンゴン中央駅に「出勤」したところ、何と!陸橋から見下ろした車両工場界隈の景観に重大な変化が起こっていました! 何と何と、昨年5月末に大多喜を後にしたいすみ205がヤンゴンに到着したところに遭遇……! このときは工場の門が開いており、しかもスイッチャーが動き始めていましたので、待っていれば間違いなく205が工場内に取り込まれるシーンを撮影出来ていたのですが、8時発の急行ネーピードー行のアッパークラス指定席券を持っていましたので、やむを得ず中央駅1番線に向かったのでした。翌日の活動最終日には案の定、205はもう工場建屋内に取り込まれていましたので、屋外でこの姿を拝めたのはこれが最初で最後となりました (^^;)。
それにしても、大多喜からここまでおよそ9ヶ月少々。随分時間がかかりますなぁ……。最近のインドネシアへの電車輸出はすっかりパターンが定型化され、新津送り配給からタンジュンプリオク水揚げまでさほど時間もかからないことから (?)、余計に時間がかかっているような印象なのですが、そういえば昔は東急8000系列の輸出の際には川崎港で長期間足止めなんてこともありましたし、とにかく鉄道車両を積載可能な船の手配や、あるいは1両きりの輸送の場合には他の荷も運ぶ貨物船についでに載せるタイミングの見計らいなどなど……こんなものと思うべきなのかも知れません。すると、いすみ205よりも後に発送された久留里キハ38がヤンゴンに未だ来ないのも当然……と割り切るしかなさそうです (汗)。
さて、今回のいすみ205は、果たしてヤンゴンでデビューするのか、地方線区に行くのか、はたまたウワサの超VIP車両追加分になるのか、興味津々ですね……。あ、でもその前に、個人的にいすみ鉄道は……このブログを始める前の2003年12月に訪問して以来御無沙汰だったのを思い出しました (滝汗)。キハ52がタラコ一色になり、ツートン原理主義ジ○イ軍団が来なくなるということのようですので、そのうち菜の花シーズン=恐怖のスギ・ヒノキ花粉シーズン (房総半島は人工針葉樹林の巣窟) が終わったら、久しぶりに再訪してみようかなぁ~と思っているところです。