相鉄の特急登場まであと一ヶ月を切り、果たして横浜~海老名間で30分を切るという実感は一体どのようなものなのか、幕で残る車両の特急幕は果たしてどんな見映えになるのか……とつらつら思いますと、本当にワクワクし過ぎて心臓バクバクです (んなわけない)。しかし、その裏では重大な変化が……。特急登場のニュースリリースPDFを閲覧するにつけ、列車種別ごとのシンボルカラーが制定し直されており、急行は赤のまま据え置き、特急はオレンジとされていますが (小田急の快速急行と似たような存在だということなのでしょう)、快速が緑から青へと変更されることにより、特急幕を準備した編成から順次、快速幕の色が青へと変更されております (まだ撮影しておらず恐れ入ります)。したがって「緑・快速幕」と「青・いずみ野線直通各停幕」が見納めになりつつあります……。これは恐らく、周囲の民鉄=小田急と京急における種別色の使い方に合わせ、利用客の混乱を避ける(相鉄の快速はだいたい小田急区間準急や京急急行と似たような存在→青がベスト) 意図もなくもないのではないかと勘繰っております。横浜で接する京急の快特とは格が全く違うし。
というわけで、そんな歴史的な節目にあたり、これまで未アップだった秘蔵超特選・7000系10連の快速緑幕姿をアップしておきたく存じます……!
今や7000系の快速緑幕は、8連運用のうち僅かに快速も含まれる運用に入ったときのみ拝むことが可能であり、言わばレア幕と化しているわけですが (朝夕に僅かに見られる7000系の急行赤幕も然り)、7000系8連はマンケーや新7000系の8連と共通運用ですので、待っていても来る保証は全くありません (苦笑)。しかし、7000系の横浜方増結車(モハ7000+モハ7100)が健在で、10連としても走っていた頃は、当たり前ですが割と日常的に7000系の緑快速幕を拝むことが出来ました♪
快速という種別は相鉄では比較的新しく、しかも従来は基本的にいずみ野線直通ということで、本線二俣川以遠利用者 (←田舎者) である私にとっては縁のない存在……と思いきや、二俣川で快速に連絡する各停が存在するだけでなく、しかもこの快速~各停連絡は結構空いているということで、意外と利用価値は高いものがありました。それが来月のダイヤ改正でどうなるのか (とくに海老名快速の混み具合など)、とりあえず蓋を開けて見ないと分かりませんが、何はともあれ個人的に従来の緑幕快速への思慕は強い、と申し上げておきます。
というわけで、これらの画像は「いずれ7000系10連が消滅する時点で慌てることのないように、超お気に入りの7000系・緑快速幕を撮り貯めておきたい」と結構気合いを入れて撮影したのを思い出します。今はどちらのカットも高架化工事の進展ゆえに立ち位置そのものが消滅済みということで……いやはや、何気ないカットが本当にいろいろな意味で懐かしい記録に変わりうるものです。
景気の悪そうなグレーですなぁ……。
側面はこんな感じで「いずみ野」表示が復活。