熊本電鉄では先日、何と6000系の1編成に川重の最新技術台車を履かせて「くまモン電車」にしたとのこと。画像を見てみると……意外と悪くない! (笑) これはますます都営6000の鉄コレ化も近いな……(否、元々人気薄な車種につき、売れるかどうか分かりませんので、秩父ともども出ると良いなぁ~) ということで、ジャカルタの都営6000系の続きです。熊本は約10年前に訪れて以来ご無沙汰ですので……(^^;)。
ジャカルタの都営6000系のうち、最初に中間車の先頭化改造によって誕生したナゾ編成「Rakitan」6217Fについては、立場がビミョーな今日この頃。しかし、2本目に現れたナゾ顔編成である「Espass」6126 (6177) Fにつきましては、最近8連化・青黄帯化されて以来、ボゴール線の終日運用にもフツーに入るようになってバリバリに活躍しています。
この編成、2009年に初訪問して以来いつもボゴール線中心に撮り歩いていた私個人としましては、タンゲラン線初乗車の際に乗った思い出の編成ではあるものの、余り撮る機会はなかったという意味では馴染みが薄い編成でもあります。というわけで、そんな6126 (6177) Fが、ボゴール線の線路脇に立っていれば当たり前のようにやって来て、カットも自ずと貯まって行くという展開には、何やら浦島太郎気分を感じます (笑)。この編成につきましては、インドネシア人ファンによる愛称とは別に、パクアン急行様が「青ガッパ」というそのものズバリな形容をされていますが、今後ジャボデタベック管内電鉄営業の完全なKCJへの移行により、この青ガッパも赤ガッパに変わるのか否か、要注目であると言えましょう。
なお、この編成は8連化にあたり、何やら帯パターンが異なる中間車を2両組み込んでおり、これもまた都営6000系らしい柔軟な編成替えの結果でありますが、果たしてこの2両がもともと組み込まれていた編成は一体……? (続きは改めて)