この連休は秩父鉄道1000系のさよなら運転が、復活オレンジ1003Fによって行われていますが、個人的には仕事+スギ花粉ピークにつき、ネットでその模様を事後的に見届けることにします (苦笑)。あのHMのデザイン、秩父1000系20数年の歴史の締めくくりとしては微妙ですし……。まぁそもそも脳内でフェイドアウトさせれば、いずれまた沿線を訪れたときにふと来そうな気もしますし (負け惜しみ)。
その代わりにというわけではありませんが、去る木曜日に関西で出張ついで鉄をしていたところ、国鉄における101系の後継車両たる201系のオレンジの生き残り=大阪環状線・森ノ宮所属車に、環状運転50周年を記念するHMが装備されていました。そこで帰宅後にネットで調べてみたところ、何と本日がその50周年の節目ということのようで……偶然過ぎるタイミングです (笑)。
それにしても最近の大阪環状線は、とくに日中訪れてみますと、大手を振って走っているのは関西線や阪和線からの直通列車であり、オレンジボディの201・103系は15分間隔で何やら申し訳なさそうに走っていますので、完全に主客転倒、あくまでミナミに到着した列車をキタの玄関口・梅田=大阪駅まで直通させるための路線へと変質している感があります。まぁそれもひとえに、環状線南半分における天王寺以東と天王寺以西のあいだの旅客流動の少なさによるところも大きいと思われ、JRWとしても多くの客としても余り困らないのでしょう。そこに追い打ちをかけるように、環状線オール3扉化計画が浮上……! 電機子チョッパ車である201系の廃車の頃合いに合わせての3扉化計画なのでしょうが、そうなるといよいよ環状線が環状運転すること自体もなくなりそうな気が……(んなわけないか ^^;)。
何はさておき、そんなことをいろいろ思いながらHMつき201系を撮影したのですが、この日はたまたま条件が悪く、撮ったのはこれだけ (滝汗)。地下鉄中央線→大阪港駅→天保山渡船→桜島線 (初乗車 ^^;)→大阪環状線というマニアックなルートで移動したのですが、桜島線で西九条に到着後目の前の外回り201系に乗り、その後某駅で後から15分間隔で来る外回り201系を撮ろうと思ったものの、こういうときに限って2本連続で103系が登場! しかも103系はHM装着の対象外! (号泣→103系にくっついていればサイコー!だったのですが……。それに103系の1本目は関西線へ向かう221系にカブられ T_T) さらに、駅先端で待っているあいだに折からの悪天候がさらに悪化し、ふだんの晴天時の僅か16分の1以下の光量という……。というわけで、「次に201系がやって来たとしても、221系にカブられないという保証はない。森ノ宮所属車の日中15分間隔は悪天候の中で待つには結構ツラい……。森ノ宮所属車を撮るのは朝がベストアワーか。まぁ掲示の趣旨からいってすぐに外されるHMではなかろう。また近いうちに関西で撮り鉄する際に撮り貯めれば良いかな」とゴニョゴニョ思いつつ、撮った直後の103系に飛び乗って新大阪に向かい、コマル鉄コレをゲット!したのち新幹線に乗って退散したのでした。
繰り返しになりますが、嗚呼!103系にもHMが付いていればなぁぁ~! (鬱爆)
敢えてパニック防止のために103系への掲出を避けたのでしょうか。
何はともあれ、秩父1000系の全廃により、この手の国鉄通勤型切妻顔オレンジバージョンを撮影出来るのは、これで大阪環状線のLA編成5本のみとなります……。