地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

湖西冬物語2014 (2) 南瓜サンド113系

2014-03-20 00:00:00 | 国鉄型車両


 去る1月に湖西線で出張鉄して以来、あっという間に2ヶ月が過ぎてしまったことに、何とも言えない戦慄を覚える今日この頃。「うほっ♪これは良い♪」と思いつつ激写した編成・車両すら、うかうかしているとレタッチ→ブログ掲載しそびれてしまい、後で「あれは何時撮影したのだっけ?」とブログ内検索することも出来なくなってしまいます (滝汗)。というわけで、そんな忘却の危機に抗するために、寒風吹きすさぶ湖西線で撮影したカットの続き……カフェオレの南瓜サンドです!



 JRW113・115系の不思議なところは、最近の単色地域色の導入に至るまで、同じ所属の車両に同じ塗装を塗って統一感を持たせようという発想が全くなく、更新工事をした車両にはカフェオレ色を塗り、そうでない車両には湘南色=南瓜色、もしくは阪和紀勢色や瀬戸内色などを塗るという区別をしてきた点ですが、どう見ても一般民にはカフェオレの方がオシャレな電車に見えるわけですから、逆に国鉄時代から踏襲してきた塗装や瀬戸内色は客に向かって「乗るな」とアピールしていたようなものではないかと愚考します (^^;)。実際、カフェオレの転クロと湘南色=南瓜色車の狭いボックスシートでは天地の差がありますし……。しかし発想を変えてみれば、「空いているうちはカフェオレを選んだ方が良いぞ」と客に促す効果があったのではないかとも思われ、それもそれでサービスの一環だったのかも知れません (笑)。しかし今や単色化により、このような伝統 (?) も間もなく過去帳入りすることになり、撮影面でも大いなる楽しみであった混色サンド状態が見られなくなるというのは寂しいことですね……。
 というわけで、Wパンのモハ112を挿入した南瓜サンド編成が湖西線に入っていたこの日は、「恐らくこういう編成も撮り納めに近いだろうから完璧に撮るぞ!」と気合い十分で望んだのですが、あらら……頭上に雲がかかって残念。とはいえ、後追いも出来たのでまいっか、と (笑)。