地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ東急8000系をN化する

2016-02-07 20:17:00 | 超へっぽこ模型製作


 この週末開催されていたヨコハマ鉄道模型フェスタの目玉といえば、鉄コレ東急8000系。しかし売れ行きの方は、昨今の中国賃金爆騰を反映した大幅値上げのためでしょうか、それとも既に相当量の鉄コレが発売されて、ヲタの皆様の自宅に鉄コレがあふれ、財布とN化作業の両面で疲労感が生じているためでしょうか、3日間とも即完売!とはならなかったようで……。初日の朝7時台に並んだ私としては何だか損した気分ですが (^^;)、まぁいいんです。確実ゲットを目指して並ぶこと自体、幼い頃毎日飽くことなく自宅の窓から眺め続けた8000系への無限の愛の表現なのですから!
 ともあれ、待望の東急8000系鉄コレをゲットした以上、何はさておき実際に自走出来るようにしなければいけません。そこで、突貫工事で6連 (狭い自宅のキャパに対応。汗) を仕立ててみました。とりあえずパッと見は、8500系のときと同様、精緻なモールドでムフフフ~ン……♪



 しかし、そんな気分はあくまでパッと見だけの話。実際に仔細に眺めてみますと、最も落胆させられたのは、屋根のハマり具合の悪さ……。8500系のときは気になった記憶がないため、単に今回の8000系のみの現象と信じたいのですが、屋根内側にあるボディ本体にハメ込むためのツメが今ひとつ薄いためか、どうしても車端部の屋根が浮き上がってしまう個体があるという……(2枚目の画面左 -_-メ)。中間車ならさておき (それでもイヤですが)、先頭車ですと鬱な気分にならざるを得ません。また、窓パーツも基本的には8500系のそれを踏襲しているのですが、鉄コレ8500でも悩ましかったのは、窓パーツがポロッと外れやすいこと。一旦台枠を外して、ウェイトを挿入して再びハメ込む際、上手くやらないとすぐに窓パーツが外れ、何時まで経ってもカチッとハマりません (苦笑)。トミーテック様、東急8000系列鉄コレの内部基本設計を根本から変えて頂けませんでしょうか……?!
 一方、「これは良い」と思った点もあります。アンテナがGM板キットと同じ程度の大きさとなり、よりリアリティが増したように思います。あと、窓パーツの乱れが少ないのも、他の鉄コレと比べてマシな点でしょうか。

 とまぁこんな感じで、いろいろと問題もありますが、最早時代がかっているとすら言えるGM板キット+ク○動力ではなしに、精緻なモールドと安定の動力の組み合わせによる東急8000系のN模型を楽しむことが出来るというのは幸せなことなのかも知れません♪ そして今後は……歌舞伎、そして正面1本赤帯、さらに伊豆のなつ8007Fの発売に期待したいと思います。あと、伊豆急は確実に出ることでしょう☆ 運転台増設バージョンやら前パンバージョンやら、そして銀一色やトランバガテルなど、これもこれで種類が多いわけで、とにかく財布の中身と置き場所を何とかしなければ……(汗)。インドネシア版は……やっぱり出ないか (^^;)。