去る年末年始の鉄コレ大攻勢のうち、ある意味で最も意表を突かれたのが、江若鉄道鉄コレでありました。湖西線に役目を譲って姿を消して以来はや約半世紀、江若鉄道そのものは江若交通と商号を変え、依然として湖西エリアで存在感を保っていますが、鉄コレ22弾でもその車両の一つがラインナップされるということで、写真のみでしか当時を知り得ない世代にもアピールするかのように、事業者限定鉄コレの販売主体として躍り出て来るとは……。しかも、キハ04の金型をそのまま使えるキハ14はさておき、堂々たる18mの流線型車体であるキニ9は、22弾には含まれない魅力的なボディであるだけに、発表時点で悩殺されました。
そこで、上大岡で早朝から並び、このタイプの車体による2連を楽しんで見るべく2箱ゲットしたのですが、それにしてもあのときの行列は、京急700非冷房と江若旧型DCという、如何にも1960~70年代的アイテムであっただけに、年齢層がかつてなく高かったのは強烈な印象に残りました (汗)。9割以上が40代以上~80・90代で、30代以下のヤング (死語?) はちらほらしか見かけなかったという……。
そんなキニ9鉄コレ、実際にN化して転がしてみますと、室内全体が1960年代に引きずり込まれるかのような見事な雰囲気で惚れ惚れです……(*^^*)。これこそ地方私鉄黄金時代そのもの……。今後発売される22弾のキハ12と並べて、西の非電化王国・江若鉄道の往年の輝きを机上で楽しむのが本当に楽しみですし、そもそも江若鉄道の全車種を鉄コレとして再現すべきである!とすら思ったのでした。どこまで売れるか分からず、妄想願望だけで終わってしまうかも知れませんが、ブログに駄文を記すのは自由ということで (^^;)。とりあえず、キハ5121+ハ10+キハ5122の固定総括編成あたりも出して頂き (これは要するに、キハ07の鉄コレ化カモ~ン!ということでもあります)、キニ9と連結して湖水浴臨4連を机上で再現してみたいものです……。
というわけで、まずは手っ取り早く、後日京都出張の際に丹波橋で2箱買い足し、キニ9だけで堂々4連を実現……う~ん壮観です (^^;;)。ま、そのうち江若鉄コレが充実したあかつきには、この4両のうち2両はフリーランスネタにしようかと思っております。一両は電車化し (笑)、もう一両は塗装変更とか……。妄想するにつけ楽しみです♪