地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ秩父300系新旧塗装をN化する

2016-07-17 18:45:00 | 超へっぽこ模型製作


 当ブログに初めてお越しになる方の中には、模型ネタを検索してヒットしたという方も少なくないかと存じますが、ここしばらく模型いじりをするヒマがなかったため、しばらく模型ネタが途絶えてしまい大変恐縮です。まぁ、いつまで経ってもドシロートレベルの拙作などご期待なさらず、他の方のHP・ブログ等を漁って頂ければ良いだけの話ですが……。   
 ただ、模型いじりをするヒマがないばかりに、引き取ってきた予約品鉄コレや折角並んでゲットした事業者特注品鉄コレが次第に凄まじい塚を築いて行くのを目の当たりにすることは、精神衛生上誠に宜しくないものがあります。そこで、今月に入ってから「断固として鉄コレ塚を崩すぞ闘争」を展開し (^^;)、とりわけ昨日は朝から晩まで20両強をN化して記念写真も撮り、超クタクタになりました (笑)。というわけで、これからしばらく、個別のブツに関する思い入れをグダグタと備忘録として綴って行きたいと思います。
 その一発目は、秩父原理主義者にとって不可欠の300系!



 秩父300系は、モータリゼーションよりも前の地方私鉄の業績が華やかなりし頃、日車が各地の「大手」地方私鉄に提供した湘南顔ロマンスカーの一種ですが、とりわけ秩父の場合は20m級のボディが堂々たる印象です♪ もっとも、私が秩父狂いの中坊・高坊だった1980年代半ば、訪問時の最大のお目当ては100系や800系といった釣掛であり、急行料金が必要なカルダン駆動車である300系はほとんど眼中にもなく (超爆)、ごく僅かなカットを撮っただけなのですが・・・(この点、いつもお世話になっております「きえふにいさん」様の方が、コツコツと300・500系を撮り貯めておられ、余程模範的な秩父原理主義者でいらっしゃいます!)。
 とはいえ今や、高坊の頃「○ソ1000」と呪った1000系すら、酷愛の時を経て消えてしまった以上、300系も当然愛玩の対象とならずにはいられません (^^;)。そこで、鉄コレ第5弾で発売となった300系も当然購入したものの、ブラインド販売の10種 (+シクレ1) のうち先頭2両ということで、サハが入っていないという大問題があり……長電2000系はサハも入るという厚遇ぶりであったのとは対照的ですが、長電2000は当時現役で、世間一般的に人気車種として注目されつつありましたので、まぁ仕方ないかと諦めたものでした。では、切り継いで作れば良いではないか?ということにもなりますが、当時はまだまだN模型超初心者につき、そこまでのスキルはなく、結局何も手を付けないまま時は流れ過ぎたのでした。
 それだけに、今般のサハつきリニューアル3連は、大いなる期待とともに即刻予約したのでありました。もっとも出来上がってみれば、ベンチレーターが別パーツにはなっていませんが……。加えて、小豆旧塗装もかなり赤みと明るさが強いような気が……。とはいえ、最初から「急行秩父路」HMが印刷され、総じて鉄コレにしてはキレイに仕上がっていると思いますので良しとしましょう。とりわけ黄色新塗装の鮮烈な (?) 仕上がりは特筆モノです。
 しかし、こうして記念写真を撮った際に、最大のバグを発見しました (鬱)。何と……小豆の方のヘッドランプパーツがすっこ抜けている……(-_-メ)。早速改めて台枠を外して裏返してみますと、改良の目玉であるはずのヘッドランプパーツは単に外から穴に突っ込むだけとなっており、他の車両の鉄コレのように内側からハメ込む安心タイプとなっているわけではありません。そこで、穴がユルユルのガバガバであれば、すぐに抜けてしまうというシロモノ・・・(この問題は、最近発売された他のブツでも露呈しているのですが、改めて記します)。あ~あ、先頭車は全部内側からゴム系接着剤をペトリと塗ってやって応急措置とするしかありません。まぁ、念のため2編成購入して妄想6連としますので、無傷な方と先頭を差し替えますが、1編成しか購入していなければえらいこっちゃ・・・(開封直後に欠品を確認すれば富技にクレームを入れてパーツを取り寄せれば良いのですが、いじり倒した後で欠品を発見した場合には自己責任の可能性もあるわけで……)。どれだけ見映えが良くなっても、中国製のコレクショントイはあくまで中国製……。皆さんもお気をつけ下さい。