早いもので既に師走となってしまいましたが、今年一年のあいだに撮影した膨大な量のカットがレタッチもされずに放置されたまま……(滝汗)。とりわけ、去る黄金週間に初めて訪れて大いに感動したはずの那珂川清流鉄道のカットが未アップのままになっているのを非常に遺憾に存じます。というわけで、今回アップするのは1067mmのスイッチャー、東北線岡本駅界隈で活躍していた高崎製紙のTD3号機です。
ネットで検索するにつけ、この車両が活躍していた当時はオレンジ一色に塗られていたようですが、那珂川清流鉄道に入線した後は塗装を国鉄DL標準色風に改められており、車番も「DD102」と改められています。ここの他の車両もそうですが、現役当時とは異なる塗装・車番であるという点は、「保存鉄道らしくない」という異論があるかも知れません。しかし、岡本駅での車扱が廃止されて以来長年放置され錆び錆びになっていた車両が、新たな活躍の場を求めて「転属」して来たと考えれば、このような「なんちゃって国鉄色」や改番も大いにありなのではないか、と思います♪ 実際、昭和30年代前半に日立で製造されたこのボディに、国鉄DL色は大いに似合っていますし (*^^*)。