地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ小田急1800形最終編成をN化する

2016-12-11 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 去る金曜日、かつてGMストア横浜店があった場所のすぐそばにて、「あまのじゃく軍団」の忘年会が開催されまして、マニアックな会話を通じて最近やや不足がちな鉄分をどっぷりと補給して来たのですが (ご参加の皆様、どうもお世話になりました!)、とりわけ小田急関係者が2名お越しであったことから、話題の一つは自ずとOER! 例えば、EXEαは参加者一同から絶賛の嵐で、マイクロから出れば絶対買うぞ宣言が出たほか (笑)、最近小田急が複々線化完成の際に設定すると発表した「朝ラッシュピーク特急」については「マジで有り得ねー!こんなもん走らせるなら一般車両を走らせて混雑を緩和させ、ダイヤ乱れを防げ」という酷評の嵐!! (笑) 
 そして小田急鉄コレをめぐっては、「どう考えてもお子様ウケせず、沢山売れるとは思えないけれど、古い車両ヲタにとっては涙が出るほど嬉しい」1700・1900形が出たことへの絶賛が! だいたいそもそも、2100・2300・2320形といった車両も出るべきですし、旧4000などはカラバリや冷房カルダン化後など多様な展開も可能だけに、四捨五入するとアラフィフになってしまった永遠の鉄道少年 (爆) にとっては、小田急鉄コレの今後に対して無限の期待をしてしまわずにはいられないのです。



 そんなマニアックな宴とちょうど時を同じくして発売されたのが、鉄コレ・小田急1800形最終編成! 当初、小田急1800形は第9弾として発売されたものですが、それは早いもので今からちょうど8年前……(時間の流れ速すぎっ!!滝汗)。当時は東武73系や国鉄62系ほどではないにせよ人気アイテムとなり、第9弾そのものが割と早く市場から消えたのを思い出します。しかし、その後東武73系はカラバリとしてツートンが発売され、さらに23弾では待望の78系も現れましたし、国鉄62系は改良版 (?) として4両セットも発売されたということで、小田急1800形も「待てば改良再生産される!」ことを実証するかたちになりました☆ (個人的には、秩父800形のチョコバナナ塗装を出して頂きたいものですが……。自分で塗っても、窓Hゴムの塗りが非常に面倒でしたので)
 今回の再生産は、正確には再生産ではなく、あくまで最終編成という位置づけで、細かい仕様は1980年代初頭バージョンとなっています。例えばカプラー・アンテナ・行先幕などなど……。そして幕の部分は、さよなら機織り運転が実施された多摩線の幕が最初から印刷されています。しっかーし!江ノ島賎民の小学生として、末期の江ノ島線固定運用(平日朝のみ、江ノ島線内を2往復しておしまい。学校が休みのシーズンしか乗れないというハードルの高さ!)を日々校庭や校舎の窓から眺め続けた者としては、幕はあくまで江ノ島線に対応していなければなりません (爆)。というわけで、同梱のステッカーを切り出しまして、一番無難な相模大野幕としました。なお、このステッカーは、他にも黒幕・白幕・さよなら丸HMも掲載され、印刷も鉄コレステッカーにしては明瞭ですので、なかなか使い勝手が宜しいかと思います。そしてN化の仕上げとして、パンタはPS16Pをチョイス。富技側としてはPG16を推奨しているようですが、末期の画像を検索すると、どう見てもPS16Pの方が近い……。 
 とまぁこんな感じで、江ノ島賎民ヲタにとっては最高に懐かしい一品となりました。ただ惜しむらくは、クリーム色がやや黄色っぽく、ブルー帯も明るめで、第9弾と混結させるとイマイチ色が合っていないという……(-_-;)。あと、台車に金属車輪を噛ませると、やけにユルユルガバガバすぎて脱輪スレスレ。そしてそれ故に (?) 転がり具合も余り良くないという……(-_-;;)。