那珂川森林鉄道の園内には様々な車両がひしめき、まだまだ到底紹介しきれていないのですが、そのほとんどの車両は全国からかき集められたスイッチャーや林鉄DL、そして貨車の類ということになります。しかし、ここの技術スタッフ陣は純然たるオリジナル車を新造する能力をお持ちのようです。園内をエンドレス線に沿ってぶらぶらし、再び正面側(葬儀場入口側)に出て来たところ、何と……新造ほやほや (?) の381mmゲージ車 (バテロコではなくDL?……床下の動力伝達機構からして?) がユルユルと試運転中で、そのままクラの中に吸い込まれて行きました。
そこで「うほっ……こんな試運転シーンに遭遇してしまったのも幸運過ぎる♪ しかしまぁ、クラの中に取り込まれてしまったからもうお仕舞いかな?」と思ったのですが、その後改めて奇跡が! (奇跡というほどでもないですが……^^;) 10分程度の微調整を終えたこの罐が、今度は葬儀場の北のメインステージに姿を現し、ロッドを小刻みに上下させながら、様々な車両の撮影に明け暮れていた私の目の前をゆっくりと通過して行きました♪ 後ろに連結されている、ミニミニあずまやサイズの4人乗り人車や荷物用超小型トロッコのカワイさと相俟って、ある意味で激濃すぎる光景にただただ圧倒されるばかりでした……(*^o^*)。
ちなみにこの罐、後部のデザインがいっそうユーモラスですので、人車の仔細な姿と合わせ、↓をご覧下さい。
扉のデザインが如何にも21世紀の新造車……(笑)。