地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西私鉄頭端式ターミナル物語2016

2016-12-25 12:00:00 | ノンジャンル


 【阪和電鉄→JRW阪和線天王寺】1日1本のB快速、103系で到着♪



 【南海なんば】ステンレス車体が艶やかに光り、6000系最高♪



 【近鉄上本町】偶然小田急9000顔が揃う (抵抗/界磁チョッパ車希望。汗)。



 【阪急梅田】1編成しかないというスヌーピーHMの1000系も見参!

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 先日の甥っ子引き回し関西行における最大の目的のひとつである《103系・201系サウンド鑑賞》につきましては、如何せん甥っ子がVVVFに飼い慣らされた関東の中坊であるためか、103系も201系も総じて「国鉄時代の古い電車」という括りになってしまい、両者の違いにどうも今ひとつピンと来ない様子。「をいをい……103と201、抵抗制御と電機子チョッパ制御で全然違い、MT55とMT60のサウンドも完全に別じゃないか!」と叔父としては思うのですが、一方で甥っ子は、VVVFや交流モーターのメーカーごとの違いや細かい技術の違いをどうでも良いと思っている叔父さんのことを不思議に思っているようですので、これはまぁどうしようもない時間の流れ、世代間断絶というべきものなのかも知れません。
 しかし一方で、関西私鉄の頭端式ターミナル駅が如何に偉大で、それに比べれば関東の駅は如何にショボいかを知らしめ、それによって「所変われば品変わる」カルチャーの違いというものを理解させたい……という叔父さんの意図はドンピシャで当たりました (笑)。これだけ立派な頭端式ターミナルに、「走るんです」とは全く比較にならないほど優雅な雰囲気の電車が次から次へと出入りする光景を眺めれば、現時点では総合的な趣味性という点で関西>関東としか言いようがないことを、中坊なりに強く認識せざるを得ないようでした。とりわけ阪急梅田の壮麗なる雰囲気と、阪急電車の凄まじい艶光りには激しいショックを受けまくっていました (笑)。というわけで、走るんですシリーズの走行音の微細な違いで喜んでいるような狭い視野を脱し、もっとめくるめく鉄道趣味の世界へとハマりまくって欲しいと思うばかりですが、どうなることやら (悪い叔父さんだなぁ~^^;)。