昨年末にマイクロエースから発売された東武350系のN模型は、散々待たされた割には些かオレンジ色が強すぎないか?という遺憾も少々ありますが、基本的には東武1800系の既製品と全く同じく造形的には宜しいもので (個人の感想です)、最近は高騰しておいそれとは手が出せなくなったマイクロの製品の中では「買って良かった♪」と思える逸品です。これまた発売されて間もない57系鉄コレと並べてみますと、日光線の「ちょっと控えめ系」優等列車の今昔をしみじみと味わうことが出来、「やっぱ東武最高だよな……」とニンマリ (笑)。
そんな折も折、極めて偶然ではありますが、先日新年一発目の鉄道利用街道歩きとして、宇都宮から日光まで歩いた帰りに、350系の「きりふり」に乗ることが出来ました☆ 宇都宮の奥州街道追分から日光神橋 (日光街道のゴール) まで36〜7kmある中、最終的に東武日光駅から帰るのは何時になるのか分からないため、帰りの列車は完全に出たとこ勝負という方針でしたが、無事歩き終えてバスで東武日光駅に着いてみると、あらびっくり! 臨時のきりふり244号が発車まであと数分とは!
というわけで、6050系が原則としてミクリから南には乗り入れなくなった中、8000系と同じモーター音で春日部〜北千住間の爆走などなど快速気分を味わう絶好のチャンスだ!と思いまして、自販機で速攻で特急券を購入!松の内の日光参詣需要に対応した臨時列車ながらも、土曜の夜に都内に帰るヤツはまず少ない……ということで超ガラ空きな車内で走行音を満喫出来たのは大いに素晴らしく、バタバタと購入したプレミアム・モルツもあっという間に飲み干してしまったのでした (笑)。きりふりはスペーシアやリバティと比べ約400円安いのも良いですね……椅子がショボいですが (^^;)。
そんな350系……既に6連の300系はリバティ500系登場のあおりで2編成とも消えてしまいましたが、「しもつけ」運用があるゆえに4連3本が依然健在で、こうして臨時特急に入るのは嬉しいものです☆ そして今後は、JR189系がいよいよ消滅に向かう中、185系と並ぶ「昭和気分を満喫出来る最後の首都圏20m特急電車」として注目されるのでしょうか? ……んなわけないか (^^;;