当ブログではかねてから、電化工事が既に終わったものの電化開業に向けた動きがなかったスルポン=バンテン線・マジャ~ランカスビトゥン間の様子をお伝えして来ましたが、いつもお世話になっておりますパクアン急行様のブログによりますと、ついにランカスビトゥン行き客車鈍行の運用を1本電車に置き換えるかたちで「お試し電化開業のお知らせ」がキタァァッ! 既に客車鈍行は一昨年、そして昨年と二度にわたりお名残乗車をしておりますので (と申しますか、一昨年の時点では、一年後にもう一度お名残乗車をするとは予想していなかったものです ^^;)、まるで常磐線上野口客車鈍行のような存在感のランカス鈍行の消滅は従容として受け止め、今後の電車によるランカスへの往復を今から楽しみにしているところです。マジャ~ランカス間は客レで30分かかる距離に駅が一カ所 (チテラス駅) しかなく、しかも乾いたサバンナのような風景の中の峠越えですし、ランカスの街に入れば複線分の線路用地が確保された中、如何にもバンテン州の田舎町っぽい風景の中を走りますので、そこに日本中古電車がどうハマるのか……(^O^)。
そんなスルポン=バンテン線の電車、現在は基本的に10連のみということで、205系またはメトロ6000・VVVF車が来ることになっていますが、昨年8月の訪問時にはまだメトロ6000・10連はジャカルタ・デビューを飾っていない段階につき、画像はございません (^^;)。というわけで、メトロ6000系6次車 (33・34F) の画像を貼ることに致します。これらの編成は8連ですので、スルポン線運用には現在入らないのですが……(^^;;;)。
それにしてもこの2編成、80年代の末に登場した際には、従来の鈍重な雰囲気の (?) 車内とは打って変わって、薄いグリーンとクリーム色を基調としたデザインに驚喜したのを思い出します。まだピッカピカだった90年代前半、今はなき7次車・6135Fも含めてたまに乗りますと「をを~グリーン車来たぜ!今日の運勢は良い!」などというキモいつぶやきを漏らしたものです……(滝汗)。その頃、まさか東京での活躍は20数年に過ぎず、ジャカルタへ渡ることになるとは夢にも思わなかったのは言うまでもありません。しかも1枚目の画像のように、行先表示として八高線っぽい雰囲気の単線路線の終点である「NAMBO」を掲げるようになろうとは……(@o@)。