ミャンマーの鉄道事情は、まさにこの国の発展とともに慌ただしく変わっています。最近でいえば日本の援助によるヤンゴン環状線の全面リニューアルが始まり、一部単線として運行されているインセイン〜ダニンゴン間では列車の本数が大幅に減っているだけでなく、そのあおりもあってコンピュータ大学支線が運休に陥っているとか。うむむ……今年の3月はヤンゴン詣でを一年パスして正解だったかも知れません。
その代わり、ヤンゴンではない地域でのRBEの動きは活発なようで、いつもお世話になっておりますRP誌準主筆 (?) の斎藤幹雄様から、先月のミャンマー遠征最新画像を頂きました! 今回は、外部の訪問をあまり受けないというピィンマナ機関区を特別に訪問され、中でゴロゴロしているRBEを激写されたようです♪
このうち、元キハ52のRBE5017は、当面運用から外れて極めて悪い状態となっているようですが、この程度ならひょっとすると復活もあり得るのかも知れません。JREから追加で八戸線のキハ40系列を買うという話は全くない中、キハ40系列の廃車発生品をミャンマーでキハ52に移植する……などという無茶苦茶な話はさすがにないでしょうが (^^;)。いや、復活するとしたらRBT……?と一瞬思いましたが、この試みも結局短期間で終わってしまい、今ではRBT化されたRBEはミンゲあたりにまとめて放置されているとかいないとか。このキハ52は、やはりそのまま放置でしょうか……。
いっぽう、のと・名鉄・松浦は当然のように重修理待ちでしょうか?? 日本では絶対にあり得なかった組み合わせも、今やすっかり板に付いたように思います。さすがに奥の東方紅21は復活しないのでしょう (大連製のメーターゲージ罐を買ってくる方が話は早そう)。
何はともあれ、今後は電気式DCの試作車も登場するでしょうが、液体式RBEの活躍もまだまだ続くであろうミャンマーの最新状況について、改めて雑誌の記事としてレポートされるのを楽しみに待つことにしましょう。まずは、画像をお寄せ頂き心よりお礼申し上げます! m(_ _)m
天浜線の乗降扉が割れたためか、交換ついでにバスっぽいHゴム窓に。
井原のステンレス車内。一部の椅子がVIP用として交換されています。