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ミステリ感想-『数奇にして模型』森博嗣

1998年07月15日 | ミステリ感想
~あらすじ~
模型交換会で、モデルの首なし死体が発見された。
死体と共に密室の中で昏倒していたのは、大学院生、寺林高司。
彼には同じころに起きた女子大学院生の絞殺事件の容疑もかけられる。
しかしもう一つの事件も、死体が見つかったのは「密室」の中で……。


~感想~
いささか冗長に思えるが、それでもぐいぐいと引きつける展開はさすが。
しかし、綱渡りを簡単に見抜けてしまったので、終始「長すぎだろ」と思ったのもたしか。
なにもあんな序盤で賭けに出なくても良かっただろうに……。(別に賭けじゃないだろうけど)


評価:★★☆ 5
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