小金沢ライブラリー

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2024私的このミスベスト20

2024年11月30日 | ミステリ私的ランキング
01.早坂吝 VR浮遊館の謎  ★★★★☆ 9
02.櫻田智也 六色の蛹  ★★★★☆ 9
03.ゆでたまご・おぎぬまX キン肉マン悪魔超人熱海旅行殺人事件  ★★★★☆ 9
04.青崎有吾 地雷グリコ  ★★★★ 8
05.白井智之 ぼくは化け物きみは怪物  ★★★★ 8
06.大山誠一郎 にわか名探偵 ワトソン力  ★★★★ 8
07.静月遠火 何かの家  ★★★★ 8
08.米澤穂信 冬季限定ボンボンショコラ事件  ★★★★ 8
09.今村昌弘 明智恭介の奔走  ★★★★ 8
10.阿津川辰海 黄土館の殺人  ★★★☆ 7
11.倉知淳 死体で遊ぶな大人たち  ★★★☆ 7
12.呉勝浩 法廷占拠 爆弾2  ★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #473 一斉に轟くゴング!!

2024年11月25日 | 今週のキン肉マン
・先週唯一登場しなかったネプチューンマン戦の解説役
・もしやネプチューンキングかと考えていたらクリスタルマンww
・ネプチューンキングがテムズ川に沈んでいた期間とクリスタルマンが眠っていた期間が一緒と考察されてたが絶対偶然だよ
・じゃあ俺は南極で眠っていたマンモスマンとヘル・イクスパンションズつながりを指摘しておくぜ
・すぐ終わりますよと断ってからリング整備するパピヨンマン
・どこまでも配慮の行き届いた時間超人たち
・微動だにしない100トン生きてる?
・ようやくここでゴング
・テリーマンの試合がまず動く
・本当に同時中継するつもりか?
・スカイマンは最もテリーを追い詰めた一人なんだよな
・しかも巨漢ではないのに
・脚はキン骨マンに撃たれる前よりも万全と豪語
・エンデマンをパワーで圧倒し先制
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ミステリ感想-『立待岬の鷗が見ていた』平石貴樹

2024年11月25日 | ミステリ感想
~あらすじ~
通り魔、押し込み、ひき逃げ。わずか16日の間に立て続けに起こった3つの事件は関係者が重なるものの、アリバイに守られ容疑者を絞りきれない。
全ての事件に関わる作家がその後出版した小説には、現実の事件と妙に一致する部分があった。

2020年このミス20位


~感想~
「潮首岬に郭公の鳴く」に続く函館物語シリーズ第2弾。
今回も名探偵の登場は遅く、まずは前回と同じくベテランに差し掛かった刑事が3つの事件を振り返り、さらに関係者の書いた小説のあらすじも記す凝った構成。
つながるようでつながらない3つの事件とそれにヒントを与える小説という絶対に面白そうな設定だが、残念な点がちらほら。
関連性の無い事件をつなぐミッシングリンクと来ればいの一番に思いつくアレがそのまんま正解という安直さと、しかも犯人も●●でさらにがっかり。作中小説も要するに真相のヒントに過ぎず、なぜわざわざそんな親切をと首を傾げるばかり。
前作と同じ丹念な捜査と名探偵の発想の飛躍は見事だったが、肝心の真相とヒントが残念なことになっており、話題を呼んだ前作の余勢をかってランクインはしたものの、著しく引けを取っていると感じるのは否めなかった。


24.11.25
評価:★★☆ 5
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今週のキン肉マン #472 世界同時"五大刻"決戦、開幕!!

2024年11月18日 | 今週のキン肉マン
・4試合同時にゴングの展開
・やっと始まりそう
・投げると拡大するタブレット何?
・もう全試合にモニター付いてるし相変わらずの超技術
・コミックスの質問コーナーによると宇宙超人委員会は入場料のために必死こいてビッグマッチを探しているらしい
・ギャグマンガ的な解釈…!
・知らない超人が二人いるのそりゃ意味不明だろうな
・テリーマンの試合にはスカイマン!
・スグルにはジェシー・メイビア!
・まるで誰が来るかわかってるかのような解説役
・そしてウォーズマンにはザ・マンリキwww
・ザ・マンリキ!?
・なんでだよ
・走って挟むだけの劣化ジャンクマンになんの解説ができるんだよ
・ウォーズマンが来ると絶対わかってただろ
・ゼブラを命がけで助けに行くバイクマンと解説の仕事があるから断ったザ・マンリキ
・技巧チームは金で集められたから金を優先するのは当然という指摘に笑った
・なんでザ・マンリキが名前教えてくれと交渉するんだよw
・クロエだーーっ!
・クロエ誕生のきっかけがザ・マンリキになっちゃったよ
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ミステリ感想-『潮首岬に郭公の鳴く』平石貴樹

2024年11月14日 | ミステリ感想
~あらすじ~
函館の名士である岩倉松雄の孫で美人三姉妹とうたわれた三女が遺体で発見。
頭には鷹の置物で殴られた傷があり、かつて松雄へ贈られた松尾芭蕉の4首の俳句に見立てられていた。
警察は他の姉妹への犯行を警戒するが…。

2019年このミス10位、本ミス10位


~感想~
有栖川有栖が単行本の帯で指摘した通り横溝正史「獄門島」の本歌取りで、やはり三姉妹が狙われる見立て殺人で、しかも全く同じ句も一首使われている。
恥ずかしながら「獄門島」は未読ながら単体でも十分に楽しめる、はず。

やはり名探偵が謎を解くものの登場は遅く、終盤まで刑事の地道な捜査が続くがこれが地味に面白い。ベテランとやや若手の二人組が全ての可能性を潰していくかのようにトライアンドエラーで丹念に調べ尽くし、本丸の名探偵の発想と論理を補強してくれる。
一方でこれだけ優秀な警察が、被害者一家は協力的なのにろくに警備も付けないせいでいとも簡単に連続殺人を許しているのは謎だが、横溝リスペクトと捉えるべきだろう。それにしたって深夜に庭先で毎度毎度運動会さながらに色々やられているのは現実味がないが。監視カメラ一個置くだけでほぼ全ての事件を防げただろ…。

本作の評価を一気に高めたのが異様な動機で、論理的に紐解かれた事件の裏に潜む強烈な動機にはドン引きしてしまう。しかも終わってみれば真相は涼しい顔ではなから堂々と掲げられており、これには恐れ入った。
当然「獄門島」を読んでいればもっと面白いのだろうが、そうでなくても感心しきりの凝りに凝った労作である。


24.11.14
評価:★★★☆ 7
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ミステリ感想-『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』山本巧次

2024年11月05日 | ミステリ感想
~あらすじ~
長屋に住む謎めいた美女おゆう。その正体は現代の東京に住まう関口優佳。
彼女はタイムスリップして江戸と現代を行き来し、現代テクノロジーで事件捜査に当たっていた。

2015年このミス大賞隠し玉


~感想~
作者のデビュー作だが、新人賞の応募時点でこのまますぐ出版できると太鼓判を押され、しかも容易にシリーズ化できるからあえて大賞ではなく隠し玉(次点)で出されたという破格の経緯で、目論見通りにシリーズは11作を数えドラマ化も果たした。
読めば納得の面白さで、タイムスリップは制約なしに自由、肝の科学捜査も「何も詮索しない分析オタクの知り合いがいる」という一点突破で強引に突き進める。
江戸の事件を指紋や盗聴器や成分分析で捜査するのが単純に面白く、異世界転生・チート物の要素も強くこのアイデアを思いついた時点で勝利確定である。
さらに事件自体も二転三転して裏の裏があり、脇を八丁堀のイケメン岡っ引きとの恋愛要素で固め、いくらなんでも都合の良すぎる分析オタクも早々に…と徹底して盤石の布陣を敷いており、作者の筆の上手さが光る。

唯一、講評で「最後に明かされる真相が蛇足」と言われていたが、ミステリにおいてサービス精神等でやりすぎることはあっても蛇足はそうそう無いはずと思っていたら、仰る通り完全に蛇足なのは笑った。
今後のシリーズ展開で必要にはなるのだろうが本作の時点ではマジでいらなかったよね…。


24.11.5
評価:★★★ 6
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今週のキン肉マン #471 勝利必至の最強タッグ!!

2024年11月04日 | 今週のキン肉マン
・え!?ここで場面転換!?
・確かにウォーズマンが先に対峙してたけども
・さっき一斉射撃効かなかったじゃん
・他のクロエたちカタコトだったっけw
・高性能だけどカタコト
・性能が良いからだな!と怪しまないボンクラ長官
・ウォーズマンに頭かち割られたからしかたない
・意気投合してるペシミマンとウォーズ
・ここでやらないの??
・露骨なつなぎ回だ
・次週ウォーズマン戦が始まるかどうかも怪しい
・古代の超人のエネルギーが蓄積されたものがマグネットパワー
・そんな設定あったっけ
・勢いで書いてしまったのか、重要な設定開示なのか
・もうどこでもいいから試合開始はして欲しい
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