そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

この戦争は過去しか語れないプーチンの大ロシア帝国への妄想である

2022-03-26 | 石破茂

プーチンのウクライナ侵略を、真珠湾攻撃に重ねせ理解しようとする知ったかぶりの評論家たち大勢がいる。プーチンは追い込まれてやむなくウクライナに侵攻した。アメリカに追い込まれ、やむなく負けるとわかっていたが、真珠湾攻撃に踏み込んだ日本と同じというのである。
要するにこの手の評論家あるいは学者もどきの人物は、戦争をするための理由を探しているに過ぎない。そして日本の仕掛けた戦争の正当性を探しているに過ぎない。プーチンのやったことは正しい、それは日本のやった戦争も正しかったという論法を導くものでしかない。
「私は8年前からずっと待っていたが何も変わらなかった」とプーチンは述べている。クリミアはなんなく手中にしたが、大統領選にみられるように裏工作を、まるで自国の選挙のようにまるでKGBの工作員のように、命をも奪いかねない陰湿な工作をやっている。
国連憲章2条4項に。『すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。』とある。
日本国憲法9条とほぼ変わらないが、国連憲章多くの所で平和的手段によって交渉するように記載されている。プーチンはそれをやらなかった。人目を憚っての陰の仕掛けしかできないからに他ならない。手っ取り早く権力を得るためには、公然とした論争もやることがない。
民主主義は面倒である。プーチンの手法はすべて否定する。何が民主主義かは論議の絶えないところではあるが、少なくとも情報の公開と透明化であることに異論はない。
プーチンはそんなことに全く興味がない。政敵は全て反国家罪で拘束するか、殺害する。中国にもそうした共通点があるが、彼らは独裁者を好むのは旧体制に慣らされているためか。
プーチンが興味があるのは、大ロシア帝国の復活かソビエト連邦の復活である。ウクライナ侵略に特段高尚な理屈があるわけではない。この前世紀的いや前々世紀的発想は、過去しか語ることのない歴史好きのプーチンの限界である。未来は平和しか語る資格がない。この戦争を終わらせるのはプーチンしかいない。プーチンによるプーチンの戦争だからである。



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すでにプーチンには勝利の札を失ってしまった

2022-03-09 | 石破茂
プーチンは手をひかない。これまでプーチンは軍事作戦では途中で手を緩めることなど一度もしなかった。引き返すなどしたことがない。チェチェンでは首都グロズヌイは四方から包囲し、無差別に徹底的に大量の砲弾を撃ち込んだ。街は瓦礫となり廃墟になった。
今日ウクライナの首都キエフの町を、ロシア軍は三方から取り囲み一気に攻め入る勢いである。無差別攻撃が、冷静な判断を失ったプーチンが下す可能性がる。怖ろしい限りである。
ロシアがウクライナを侵略する理由は、歴史的民族的に根拠がありそうな部分もなくはなかった。ところが戦争(プーチンは特別軍事作戦と言いつくろっている)が始まると、ロシアの言い分が虚偽であることがあからさまになっている。ウクライナのロシア系の人達の歓迎する姿が見えないしロシアに逃げ込む姿はない。
ロシア国内では反戦を路上で訴えた人たちが拘束されている。100年間のレニングラードを良く抜いた老女も小学生も区別なく拘束され。1万8千人を越えている。
戦争を隠蔽し秘匿するための工作は、この戦争がロシアにとって極めて不都合な知られては困る真実があるからに他ならない。ウクライナ側の映像も流されることもない。
仮にロシア側が軍事的制圧を遂げ、親ロシア政権を築いたところで、前代未聞の経済制裁を受けその立ち直りはかなり困難になると思われる。世界のあらゆる場面で締め出されている事実は、隠し通すことも出来ないであろう。

多くのロシア問題の専門家たちが、予測もしなかったまさかと思われるウクライナ侵略を決断したプーチンの真意を図りかねている。そして軍事制圧後の成果も判然としていない。
チェルノブイリ発電所の電力が停止しているとウクライナ側から発表された。自家発電は1日しか持たないが、占拠しているロシアはどのような判断を下すであろうか。被害を最も受けるのが、ベラルーシである。
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何とも頼りない立憲民主党が自力で歩くことさえできないでいる

2022-01-22 | 石破茂

立憲民主党は新党首を選出したのの、一向に支持率が上がらない。泉代表は与党批判を止め、全く迫力のないボヤーっとした国会になってしまった。これまでの最大支持母体の連合は、芳野友子代表になり事実上立憲民主党支持を取り下げた。
枝野幸男が同名の立憲民主党を立ち上げたのは2,017年10月である。希望の党への合流を前原代表が一方的に決めて、一致しないものあ排除すると尾池百合子の発言に、反発して枝野が立党したのが立憲民主党である。
枝野幸男への期待は高く、立憲民主党は総選挙後は支持率を一時26%を超えるまでになっていた。頼もしい限りの野党が産まれたと思われたが、実質民進党が分裂したことや枝野の優柔さなども災いし、次第に存在感を失くしていくことになる。
昨年の総選挙では野党共闘の結果が思わしくないと枝野は辞任した。司会確かに議席は減らしてはいるが、惜敗の所も多く得票数では決して共闘は失敗したとは言えない。
共産党嫌いの連合芳野代表は、ここぞとばかり枝野下しに大きく貢献した。
新党首に就いた泉健太は何とも心無い人物である。希望の党に加わったかと思うと国民民主党に早々と移り、今は立憲民主党である。
何よりも新代表のご祝儀相場の全くない支持率である。岸田内閣を連立を組める内閣と持ち上げた見みたり、国会質問では政策評価した上で修正を求めたりする。主義主張の軸がはっきりしていない。いい人物でいたいのであろうが、清濁併せ呑む度量は見られない。70代が主役の自民党に比べれば、子どもの世代となる。ネガティブキャンペーンをしたかったのか、番組制作会社に不正に1千万円をも込む失態も明らかになっている。
相当覚悟した方針や理念を掲げなければ潰されるのがオチだ。夏の参議院選挙は更なる惨敗をすることになる。この国に健全な野党は育たないのは何故か?
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野党攻撃TwitterのDappi と自民党の関係は事務方トップが仕切っていた

2021-10-21 | 石破茂

Twitterで野党や自民党批判のマスコミ叩きを繰り返す、ネトウヨ匿名アカウント「Dappi」が自民党と取引がある広告・ウェブ制作会社だったことが判明した。本ブログでもこのことは、立憲民主の小西・杉尾氏の虚偽の非難をしていたことなどについて、書いている
その後、桜を見る会の安倍晋三の不正を暴き出した「しんぶん赤旗 」が、この企業の社長が、自民党本部の事務方トップ・事務総長元宿仁の親戚を名乗り、自民党本部や国会などに出入りしていたと報じた。元宿氏はDappiの社長と親戚関係にあると報じられている。Dappi は一般の人は入ることの出来ない、衆議院議員会館の地下にあるリソナに口座を設けていることからも、親密な人物が政権与党側にでもいるのでないかと推察される。親戚関係の詳細は明らかではないが、Dappiの社長は元宿氏の(もしくは親戚?)の所有する土地に自宅を建てている。親戚関係は不明であるが、親戚以上の付き合いではある。
上記の広告・ウェブ会社は、自民党のダミー法人で、岸田文雄首相や甘利明幹事長が過去に同社の代表取締役を務めていた経緯もある。
元宿氏がDappiの仕掛け人だったとしたら、自民党それも安倍周辺を擁護し、野党をフェイク攻撃を繰り返してきたDappiのやったことが納得できる。
元宿氏は2000年に自民党の事務局長に就いたが、民主党政権になると上州に戻ったが自民党が復権すると、再び政界の裏表を知る男は戻ってきた。呼び戻したのは安倍晋三である。
このDappiの子会社と関連のある自民党のダミー会社「システム収納センター」に、自民党から毎年4000万円も政治資金、寄付金として支払われている。
河合案里への1億5千万円の支払いについても、二階は嫌々出したようであるが、この経緯を具に知っているのは事務方トップの元宿氏に他ならない。
共産党が暴いたDappi問題は、今後どこまで明らかになるかわからないが、こんな汚い裏工作をしてまで、野党攻撃をしてきたことに怒りを感じるものである。
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徹底的に憲法53条を無視した自民党の

2021-10-04 | 石破茂

憲法では次のように明記されている。
第五十三条 内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。〔総選挙、特別会及び緊急集会〕
とあります。期限が明記されていないことを理由に、野党が要請した臨時国会を、菅は招集することはなかった。やっと開いた臨時国会は、首班指名という自民党のご都合での招集である。
安倍晋三の場合は、たった一日だけ臨時国会を召集して、即日わけのわからない理由を掲げて解散した。国会の私物化も甚だしい。安倍晋三に見倣った、菅の憲法無視の対応である。
今日(4日)衆参両院本会議で第100代首相岸田文雄が選出され、岸田内閣が発足した。そして臨時国会会期末の14日に衆院を解散し、次期衆院選を「19日公示、31日投開票」ときめた。
本来の総選挙は政権の評価を国民に問うというものであるが、選挙に不利な頭をすげ変えてまだ何もやっていない政権の評価を、国民に問うというのである。そんなこと可能か?政権のぼろが出る前に、新政権発足時に貰える御祝儀相場と言われる、支持率が高いこの時期に解散をするというのである。
政権与党が憲法を無視するようでは、この国には民主主義も何もあったものでない。
それにしても自業自得と言え哀れな菅義偉である。
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安倍政権彼の不祥事を清算しなければ生まれ変われるものではあるまい

2021-09-29 | 石破茂

河合案里に150,000,000円出した人物(安倍晋三)も、現金を受け取った100人の誰も罪に問われることのないが、貰った金をばら撒いた夫婦だけが罪に問われた、妙ちくりんな事件。河井夫妻だけが人身御供になった。
自民党新総裁も何も問うことがない。彼らは詐欺にあったようなものである。今回の総裁選で、1億5千万円は誰でも知っていながら闇の中に放り込こまれた。そして蓋をした。
岸田の自ら会長を務める、自民党広島県連は県の重鎮を落選させた党本部に、1.5億円が買収に回されたのか、当選無効者のこの間の歳費の返納する法案を作ることを求めている。これに沿って、総裁選の立候補に最初の名をあげた岸田は、当初は追及を公言していた。ところが、風向きが自らに向いたと見るや一変して、森友問題と併せて追及はしないと趣旨替えを行った。安倍、麻生を擁護するというのであろう。森友問題などの追及を封じる代わりに多くの票を分けてもらった格好である。
岸田は、「自民党は生まれ変わる」と公言するなら何より、安倍晋三が残した不祥事の数々を清算してからでなければ、生まれ変われるわけもない。
自民党内の明確な護憲派閥である宏池会の伝統を捨てた岸田文雄は、今後も身の保全のために掲げていた理念を放棄するのか。これでは自民党は変わることがない。
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中村格氏の警察庁長官就任に抗議します

2021-09-18 | 石破茂

元TBS記者で、安倍晋三に最も近くご寵愛を受けていた山口敬之から、性暴力を受けたという伊藤詩織さんの相談を受け、捜査をしていた高輪署の捜査員が、2015年6月8日、逮捕状を持って成田空港で山口の帰国を待ち構えていた。この男の逮捕直前に上層部からストップがかかった。
この逮捕取りやめを指示したのが、警視庁刑事部長だった中村格である。中村は逮捕取りやめを指示したことは認めてはいるが、安倍晋三の関与は否定している。
中村格の栄転を決めたのは、菅義偉である。
中村格は第二次安倍政権発足時、官房長官だった菅氏の秘書官であり、“菅の懐刀”とも言われてきた。しかも、山口がTBSを退社した後は菅義偉の支援者の「ぐるなび」創業者で現会長の滝久雄に、山口の世話をやらせている。
総理を辞する菅義偉にしてみれば最期の人事である。安倍晋三寵愛の山口を身を挺して守った中村格を、警察庁の頂点に据え置いたのである。
特定の人物に忖度し性暴力をもみ消した男を、警察庁のトップ長官に就任することに強く抗議する。権力者の都合を忖度する警察庁長官の就任に強く抗議する。
中村格を巡ってはその他、いくつもの反安倍発言をするコメンテータたちの追放にもかかわっていることも解っている。今回の人事に併せて、警視総監に大石吉彦というこれまた菅のご寵愛の人物も就任している。
今回の安倍晋三の置き土産人事に強く抗議する。こうしたことの積み重ねが、安倍晋三夫妻を放免するなど、国家を腐敗させることになる。
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安倍外交の最大の失政は北方領土をロシアに事実上くれてやことである

2021-09-08 | 石破茂

安倍晋三と菅義偉の9年間の最大に失政は、北方領土の放棄である。安倍晋三はプーチン大統領と9年間で27回、年ほぼ3回の会談を重ねてきた。『我々の世代で良子問題を解決し、平和条約を結ぶ』という理念を掲げて会談を重ねてきた。
狡猾なプーチンの前に、安倍坊ちゃまはなすすべもない。日本の領土問題運動に適当にガス抜きをしながら、プーチンは全く譲ることなかった。譲ったのは安倍晋三である。
転帰いなったのは2016年の山口での会談である。会談内容もさることながら、日本にはプーチンを引き寄せる大きな道具があった。クリミヤ問題である。直接利害関係のない日本は、欧米と一緒になってロシア制裁に加わったのである。プーチンはこの会談の最後に、長々と領土問題について歴史的考察を加えながら語った。安倍のようにメモなど見ることなく。20分ほど語ったのであるが、歴史認識もロシアの立場も見事であった。官僚文しか読みあげることのできない安倍晋三との大きな違いを見せた。
マスコミはこぞって、返還のスケジュールを書き競っていた。プーチンは明確に、日米安保条約がある限り、もしくは米軍基地を日本内にある限り返還の条件は整わないと述べていた。
領土返還はこれで終わりである。直後にプーチンは憲法に、自国の領土は分割してはならないという条文を入れた。領土に関する交渉はこれ以降なくなることになる。報道は渋くこれにはをつむったままである。
阿部晋三も黙したままで、経済協力を掲げ3000億円もの追い金を渡している。ビザなし交流も終わり、軍事訓練までやっている。北方領土問題は終わった。実効支配などというレベルではない。経済交流というまやかし、ガス抜きを続けるが、敗北を認めないのは日本陸軍と同じである。
この9年間で地球を俯瞰した外交は、何一つとして成果が上がってはいない。成果があるとすれば、仮想敵国を随分作ったことくらいか。軍事費増高のために。戦争は外交の失敗と言われている。
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安倍晋三の行った犯罪行為を解明しない自民党総裁など意味がない

2021-09-07 | 石破茂

自民党総裁選に真っ先に手を上げた岸田文雄が、森友問題の解明に国民の納得いくまで解明すると言った発言を撤回した。麻生派と細田派の過半数を占める大派閥の門前に下る発言をした。根性のない浮薄な男である。
国会で虚偽発言で乗り切った桜を見る会にしても、加計学園の明らかに意図的な判断と不正な裏工作や、河井案里にプレゼントした1.5億円の行方など、安倍晋三が無罪放免になっている事件が数限りなくある。新総裁はそれらの解明と責任者のあぶりだすことが使命である。まともな公党なら、ましてや政権与党なら使命である。

今日も、統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、担当で副大臣であった衆院議員秋元司が実刑判決を受けた。自民党のお歴々は、「重く受け止めなければいけない」と述べている。選挙が近いからに他ならない。議員辞職もできない副大臣が議長として審議を打ち切って、IR法を通過させた。こんな法律、国民の7割が反対するリゾート法、この誘致に横浜市民はノーを突き付けているカジノ法は法律として効力を持つこと自体がおかしい。
野党は異口同音に議員辞職を要求している。
自民党は安倍晋三をはじめとして、議員が誰一人として責任を取らない体質を維持したままである。
見方を変えれば、河井案里などは安倍などの犠牲かもしれない。ジャブジャブ選挙に金使っても使いきれない。だったら県会議員や自治体の議員に金ばら撒いた方が手っ取り早い。彼らなら口は堅いと思ったのであろう。札束をポケットにねじ込んで歩いた。ろう。
自浄能力など、今回の岸田の発言を見ればわかる。平気で豹変する河野太郎などは、恫喝でいつでも主義主張などどこかに吹っ飛ぶ。
まともな総裁候補などいない。コロナ終息発言を麻生太郎がしたが、まともな幹部もいないのだから、こんな程度であろうか。


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菅が立候補取りやめたが、それもいいだろう

2021-09-03 | 石破茂

身の丈を越えた役職を受けた菅義偉であるが、八方塞になり身動きが取れず、自民党総裁選への立候補を取りやめた。延期されたオリ・パラにコロナ禍で菅は能力、体力を越えた課題に耐えきれなかったのである。
本来ならそんな大きな課題などは政治家冥利に尽きるのであるが、乗り越えるどころか、全く抗し切ることができなかった。同情する声も聞こえるが、同情するなら国民に対してするべきである。
この難題が目の間に降って湧いたので、そうしたことに目ざとい安倍晋三は恐れを感じ詐病で身を引いたのである。
宏池会の基本理念である護憲をすててまで、安倍晋三に寄り添った岸田文雄であるが、核兵器禁止条約批准にも反対したことには驚かされた。広島出身代議士として恥ずかしくはないのか。菅義偉がひいて岸田が急に浮上してきたが、史上最悪の安倍晋三と菅義偉の後では、誰がなっても多少は目につくであろう。
岸田が政権を吊るなら、河井案里の1.5億円に問題と、森友学園問題や加計学園問題に桜を見る会に取り組むかも見極めたい。このまま安倍晋三を無罪放免してはならない。
失政続きの菅義偉がひいたことで、最も困るのが野党である。特に外れたコメントを繰り返す枝野幸男は、最も影響を受けることになる。
自民党の権力抗争の総裁選を評価はしないが、党としての熱量は感じるところである。野党とりわけ立憲民主党に、政権奪取の熱量を感じられないのが残念でならない。
野党は菅の失政をつくことができなくなった。中身はともかく、日本人は新政権に弱い。直後の総選挙は思ったより自民は善戦することになる。

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優柔不断の男の真骨頂、迷走のまま選挙戦へか

2021-09-02 | 石破茂

しかしまぁ~、優柔不断を絵にかいたような男、菅義偉である。こんな男が政治家になると自体が間違っている。一般社会でも管理職など無理だろう。
下には恫喝、上には忖度ごますり、裏工作で地位を築き上げてきた男である。国会など開催して論議されたらたまらん。菅の肌に合わない。
自分がトップに立って決断しなければならない時に、後手後手に打ってきて、それでいて悉く裏目裏目になっている。
総裁選に立候補する前に対立候補の政策を平気でパクる。党内選挙の前に人事で人を吊りげ候補予定者を潰す。Go-To然り、コロナ対策の全てが然り、アフガン邦人救出作戦然り、何でもが後手後手である。
今回も自己保全のため総選挙前、9月解散を一夜にしてひっくり返した。というより、ひっくり返された。コロナ最優先という謳い文句が虚であることがバレてしまうというご忠告が、どっからかあったようである。どうも茶坊主のような中身のない発言を繰り返す、小泉進次郎との会談を重ねている。余程人材が周りにいないのか。
それでも総裁選挙前に党三役人事をいじるようである。本来なら選挙後に新総裁がやるべきことである。振り上げた拳を何が何でも下したいだけなのか。対立候補の岸田が、自分が総裁になったら新三役を見直すと発言した。これで党員の多くはビビったのかなり手がいない。
二階はなぜか降りた。この5年間で37億円もの金が振り込まれているとの説もあるが、河井案里の1.5億円は誰が決めたかも金も行方不明のままである。二階の逆襲はあるだろう。
菅は憲法に期限が明記されていないことをいいことに、苦手な国会開会もやらないまま総裁選へそして総選挙へと突入するのか。それもいい。不人気の菅では選挙もままならない。自民党の敗北、過半数割れが起きるだろう。
その前に菅の総裁選の敗北もあるが。
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邦人救出の計画だったという後手後手の菅義偉は1名しか救出できない

2021-09-01 | 石破茂
アフガニスタンからアメリカ兵がいなくなった。アメリカには無人偵察機や、ドローンがある。俄かに戦火が消えるとは思えない。
バイデンはアメリカはアフガニスタンに国作りや民主化は目的ではなかったと述べたのである。自国を守らない国を支援はしないとも述べて、予定通り昨日アメリカ兵を撤退を終わらせた。
権力を握ったタリバンは、かつてのような暴力的ではないものの、脅威であることは変わりはない。バイデンの見込み違いは、タリバンが予測をmったく越える勢いで首都を制圧したことにもある。わづか4k月で鮮度を制圧した。
アメリカを支援して来た各国は、自己民を含め協力者など関係者の出国をやっている。いかにタリバンの全土制圧が速かったといっても、何か月もの余裕はあったはずである。邦人救出が目的とした日本は、たった1名出国させたに過ぎない。同様に間隔韓国は400名の出国を果たしている。
タリバンのカブール制圧が、8月15日である。自衛隊機が着いたのは26日であった。ISのテロなどがあったりし、空港に法人は来られない。菅義偉お得意の後手後手ミッションりである。他の国は協力者は留学生まで出国させているのに、邦人に限定した出遅れ作戦では1名救出がせいぜいであろうが。
政府は500人としているが、日本への協力者はNGOに留学生などを併せるとかなりの人数になるという。空港で待機するだけのミッションでいいのか。
アフガニスタンと国交を断つのではないだろう。そうした展望の元に計画は進んでいるのか。これほどショボイ政権に何が出来るかわからないが、平和憲法のせいにするなどあってはならない、笑止である。
権力抗争に熱心の余り、後手に回る外交である。
身近な報道ではアメリカは持ち出せなかった兵器を破壊したとされている。現地の報道では、アメリカが残した兵器はそれなりに使用可能なようである。舌の絵はタリバンがカブール空港に残された英軍機内で遊ぶタリバンである。

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二階俊博に聞きたい、「1億5千万円はどこ行った?辞任前にはっきりさせろ

2021-08-31 | 石破茂

人間にしろ政策にしろまるっきり行き詰った感が強い、菅義偉である。ここにきて、総裁選に向けて奇手をうってきた。
岸田文雄候補のスローガンのパクりである。岸田派党三役は1年1期連続3年までと、明らかに5年居座る二階俊博を意識して、党の新陳代謝を国民に見せたいと訴えたのである。これに対して菅義偉は、二階を下す人事に加えて、閣僚の一部を手直しまでするというのである。しかも総裁選前に党内人事に手を出す異例のことである。
党内の中堅若手が岸田に流れるのを断つ目的はこれで果たすことができよう。解散は任期まで待つというのである。総選挙は12月近くになる。勝つためには、権限を最大限使っての狼藉行動である。
菅が考えたと思えないが、奇策であり妙手でもあろう。二階も潮時と思ったのでろう。ところで、安倍晋三の計らいで河井案里に渡した1.5億円は一体どうした。資料が検察に行っているから答えられないと逃げていたが、6月末には党に戻っているはずである。マスコミは黙したままである。
この1.5億円の金を幾度か広島銀行に卸に来たのは、山口の安倍晋三事務職員であったことを、祖父が頭取だった岸田は掴んでいると思われる。
安倍晋三はどういてもこのことを封じたいが、岸田派やらにだろうが二階は脅しに浸かっている可能性がある。安倍の動きが総裁選に向けて慎重なのはこのことが関係しているであろう。
幹事長を変えて閣僚の一部も変えるとのことであるが、これは閣僚の誰かを幹事長にするということである。安倍の子飼いの萩生田光一の可能性が高い。教育勅語を妄信する加計学園の影の功労者である。
国会開催に応じないのは憲法違反であるが、自民党幹部は昔から政治より政局、権力争いの方がお好みである。
党人事のことにしても、アメリカがアフガニスタン撤退の大きなニュースにぶつけての発表である。二階俊博は案里への1.5億円を誰が決めたか、どこに使ったか、安倍に渡った分をどうしたか説明しなければならない。
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裏工作が大好きだけど、表工作はマンネリを繰り返す

2021-08-27 | 石破茂
岸田文雄氏が自民党総裁選へ再度立候補する。その記者会見は、殆どメモを見ず顔を上げて喋っていた。かつては誰もそうであったが、安倍晋三とその取り巻きを見慣れたせいか、とても新鮮に思えた。安倍晋三は、いかに日本の政治家の質を堕落させたか。
その取り巻き菅が、コロナに対して「明かりははっきりと見え始めている」と言った。楽観論以前の無策、自己満足者の発言である。今回の波は明らかにオリンピックから受けた波である。その終了が東京の新規感染者を下げされたと思われる。司会菅の子飼いが選挙に負けた神奈川県では、東京を追い抜いて最高であったし、何より日本の感染者数が右肩上がりである。
それでもパラリンピックやったが、その反動があってもも菅なら認めないのであろう。おまけに盆の移動の結果も危ぶまれる。
コロナに限らず組織として、行ったことは検証しなければならない。結果が良くても悪くてもであるが、成果が上がらなかったり逆の結果になったりするなら尚更である。菅義偉のコロナ対策が良い例である。
菅のコロナ対策は、国民の80%以上が成功していると思えないと評価している。同じことを繰り返すばかりで、効果が上がっていないのは変異株のせいにする。それでは何の進歩にもなっていないし、国民が信用していないので対策そのものが、受けいられていない。
なのに上記のような発言を平気でする。対策より神経を疑いたくなる。
今回又、総合科学技術・イノベーション会議(議長:菅義偉)に対して、強引な介入をしている。「日本学術会議同様に自然科学に加えて、人文・社会科学も『資金を得る引き換えに政府の政策的な介入』を受ける事態が生まれる」と、日本学術会議で任命を拒否された加藤陽子東京大教授は述べている。
こちらの方に明かりを見ているのか、菅義偉は。
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菅の推し人物はまーこんなものである

2021-08-25 | 石破茂

野党勝利の効果がさっそくあられた。
横浜市の副市長の平原敏英が、カジノIR構想への参入を狙う業者から、2016年度々高級料亭で接待を受けていたことがわかった。ノンフィクション作家
森功氏の取材で明らかになった。森氏の取材によれば、容積率などに関する公表前の機密情報が漏洩されていたとのことである。業者から判明しているだけで計4回、総額61万円の接待を受けていた。
平原副市長は、林文子市長の下でカジノIR構想を取り仕切っていた人物である。4人の副市長の筆頭格で、当時官房長官だった菅義偉とも携帯電話で直に連絡を取り合うホットラインを持つ人菅義偉に見出され、“菅人事”により2016年4月に副市長に昇りつめたが、その直後のご接待である。

今回の市長選挙で、もし菅義偉の推す小此木八郎が当選していれば、こうした事件が明るみに出たであろうか。逆にIRができてカジノなどが行われていれば、味をしめたこの男はこの先何をしでかしたかわかったものでない。
所詮は、民法で禁じられている賭博事業を導入しようとする人物である。蛇の道は蛇である
菅義偉の推す人物は、まーこんなものである。
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羅臼港

春誓い羅臼港