そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

これまでの主張を引っ込めて入閣した連中の軟弱内閣である

2015-10-08 | 安倍晋三
今や自民党のコバンザメと化した公明党である。かつての平和を掲げていた公明党は今や安倍晋三の戦争法案にいいように利用され、挙句の果てにほとんど唯一の軽減税率すら、麻生太郎に嫌われ行く先不明の漂流状態である。それでも公明党がコバンザメになって、自民党にしがみついているのは、たった一の大臣ポストである。
太田は党に何も還元することがなかった。池田大作から、「太田明宏は信心ゼロ」と批判され、しがみついていた国交大臣の席を外された。第一次安倍内閣から公明党の指定席になっている、国交大臣の席を追われた。
適任かどうかの判断もなく、公明党に与えられた大臣席に、公明党の若手ホープとやらが座った。

農水大臣であるが、今回の森山裕も前々回の西川公也もそうであるが、TPP断固反対の急先鋒であった。「TPP参加の即時撤回を求める会」のメンバーであった。
森山は会長までやっていた人物である。目先の利益で、主義主張をコロコロ変える疑惑の西川公也と異なり、真正の農業保護論をぶち上げていた人物である。郵政民営化に反対票を投じて、刺客を破り当選したが、即刻自民党に復党している。見ようによっては、だから安倍晋三は選んだのかもしれないが、あれほどの熱っぽい主張は何処に置き去りにしてきたのであろうか?

自民党内での、反原発の急先鋒であった河野太郎も入閣した。入閣で原発再稼働についての意見を聞かれると聞かれ、「閣議決定には従う」とおくめもなく述べている。この男がこれほど骨のない男とは思わなかった。生体肝移植の美談で救った、親父河野洋平を見習うべきである。安保関連法案に強く反対し、連日メディアに登場し、熱っぽく語っていた河野洋平氏は、主義主張を通し自民党を飛び出した男である。官房長官時代に、従軍慰安婦問題についての河野談話を出した、硬骨漢である。息子には伝わらなかった。
河野太郎は単なる我儘坊ちゃまの、軟弱男の子であった。

安倍の後を狙う石破茂であるが、派閥を立ち上げたが安倍内閣の残留の道を選んだ。石破に次はなくなった。まるで成果も実績も期待できない、地方創生という特命大臣のポストに置いた安倍の思うツボである。石破は何の成果もなく存在感のない男に堕した。

一億総活躍と何とか大臣まで兼務をする、安倍の父の晋太郎の盟友の加藤六月のお婿さんであるが、何の仕事があるのか良く解らん。少子化も女性の活躍も、拉致問題も同様であるがGDP600兆達成などは、全く具体策がなく手段も方策も見えなく、各省庁間の調整などどこでやるのだろう。
「一億総活躍」の看板は、全く下らん末期症状の安倍晋三の居直り内閣の象徴である。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港