そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ニュージーランドのモスク襲撃を生んだ白豪主義

2019-03-18 | 先住民族

ニュージーランド南島の奇麗な街嫌いストチャーチで2つのモスクが、白豪主義を唱える人物によって襲撃され、50名の死者と多くの人が傷ついた。とても悲しい銃乱射事件である。テロ事件であるが、組織的ではないようで白人であることを強く意識した男の単独犯である。
ネットに反抗予告を書き込み、首相などに声明文を送り付けている。白人社会が移入者によって侵されていいるというのである。異教徒への排斥観念もあるようである。この男はオーストラリアから来て、犯行に及んだようである。
白豪主義(White Austrarlia Policy)とは、オーストラリアがとった有色人種の排斥運動である。中国人が大量に安価な労働者として流入してきたことがきっかけであるが、すべての白人種以外の民族の排斥をすることなった。
全く身勝手な白人至上主義である。白人たちはオーストラリア原住民のアボリジニを迫害し土地を略奪し、奴隷として使ってきた侵略の事実に蓋したままである。
それでいて、今度は移民政策によって自分たちの生活の場がなくなる、奪われるとは理不尽な主張でしかない。白人が排斥した歴史は正当化したままなのである。これは何もオーストラリアだけでなく、南アメリカのアパルトヘイト政策やアメリカの奴隷政策も白人至上主義といえる。
日本でも、このところの嫌韓、反中などといわれる、韓国や中国の人たちへの民族的ヘイトにもその歴史を伺いみることができる。今回の事件と同質のものとして、神奈川県の障がい者施設「津久井やまゆり園」の襲撃事件がある。実行犯は、障碍者を不要の存在と排除すれば、政権から支持を受けると思っていたのである。
これだけの国境を越えた交流があれば、いずれ民族意識は薄れてなくなってゆく。国家に対する意識も同様である。民族や国家で人を差別どころか排除したり、今回のように殺害することは、自らが思い込んだ蔑んだ民族の以下の存在になていることに気が付かなければならない。
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明らかに衰えたイチローに誰か引退勧告できないのか

2019-03-18 | 文化

日本で開幕戦を迎える、大リーグのシアトルマリナーズである。イチローを9番ライトで使っているが、明らかな衰えの見えるレジェンドである。本人は50歳現役を希望するようであるが、オープン戦の成績が5分に満たない、つまり一割の半分以下である。たまたまヒットになることがる程度である。
全盛期を知る者にとって、あまりにも不甲斐ないバットさばきとスピードである。大リーグどころか、日本プロ野球でも危ない。社会人野球以下かもしれない。構えに入ったところでバットが揺れている。空振り後の姿勢も様変わりしている。堂々としていない、体が揺れている。
プロ野球解説者は何故か凡打のイチローを褒めちぎる。まるで安倍晋三ご用達の政治評論家が安倍政権を褒めるのに似て、恣意的に良いところだけけを探して、褒めて褒めぬく哀れでもある。
イチローは明らかに引退時期を逃して、迷惑なバットマンとして日本の開幕戦の人寄せパンダとして先発出場するらしい。誰でもいいから引退勧告をしてやる人物はいないのか。
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羅臼港

春誓い羅臼港