巨大な典型的な雨台風台風19号は、関東地方と南東北に多くの爪痕を残して去っていった。暴風圏が1600キロという、信じられないほどの巨大な台風であった。台風は雨をもってその中に持っているのではない。大きな上昇気流が起きそれが北半球では、地上では反時計回りに回転する。熱帯の海上の急激な上昇気流は水滴を作り雨雲作る。自転に振られて北に行けば気温が下がり勢力が急激に落ちるにがこれまでだった。
ところが海水温が高くなっているため、台風は巨大化する一方なのである。因みに今年の日本近海の海水温は27度もあったとのことである。台風は北に向かうにつれて、更に大量の水分を持ち込むようになっていく。このような巨大な台風が生じるのは明らかに地球温暖化による現象である。巨大台風災害は人災である。
ろくな分析も知識もなく、モゾモゾ何を言ってるかよくわからん自民党の幹事長二階は、こんな程度の災害で終わって良かったといったそうである。この台風の大きさからすれば、”たった”60人の死者は少なかろうが、一級河川など37河川が51カ所も決壊し極めて広範囲に浸水し膨大な被害を及ぼしている。停電や断水も収まっていないし、洪水警報も出されたままの所も多い。浸水家屋は8千戸にも及んでいる。こんな程度とはよく言えたものである。無神経なおごった与党のほざきである。
関東地域では年間降水量の4割にも及ぶ降水がたった3日の間に起きている。台風が異常なのであるが、温暖化による異常気象といえる。異常なのは温暖化である。
これまで環境問題で犯人捜しをしたところでほとんど無意味であった。トランプが登場するまでは。
温暖化など起きていないと、パリ条約を離脱し石炭産業を再開させるアメリカ一国主義者には、温暖化の事実はなくあるならそれは中国のせいだと無知を披瀝する。
温暖化は16才の少女の発言のが正しい。世間知らずの小娘を使った金もうけの扇動だと不快感を示す輩もいる。
国連で日本の環境庁長官の小泉進次郎は、意味のない言葉しか喋らないので、「日本で名どんな対策をやっているのか」と問われ、全く何も言えなかった。こんな程度の男であるが、日本はこんな程度の事さえ取り組んでいない。
温暖化の被害は国家が界面以下になるばかりではなく。際限ない異常気象を引き起こし、すべての国家や地域が被害を被ることになるのである。