そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

圧倒的に検査の少ない日本をWHOは信用していない

2020-03-19 | 新型コロナウイルス

この表は初発から感染者の増加を表にしたものであるが、検査件数が圧倒的に少ない日本は相手にもされていない。安倍晋三は日量8000件可能とする中相変わらず、地域の患者が大幅に増えても死者や重症者を出さないため、高齢者や基礎疾患がある人の受診を優先するためという理由です。イタリアでは感染が爆発的に広がり、医師、看護師が対応しきれない「医療崩壊」が起きて死者が急増しました。日本でもベッド数の不足や、医師や看護師への感染が起きないようにする必要があり、医療崩壊が起きると老いのが理由である。
更にはPCR検査の精度が低い等とまで述べている。
保健適用になっても1000件足らずである。専門家たちが検査の必要性を説く中、自民党議員は良くわからない発言を繰り返す。
WHO事務局長は検査、検査、検査と絶叫している。オリンピックを強行したい日本が、患者数を意図的に低くさせているとしか思えない。孫正義が100万人分の検査を無料提供したいと述べても、結局は政府側の医療団から圧殺される始末である。
PCR検査の徹底を否定するのは医療関係者であって、医療崩壊を主張するのは患者や病気のことや疫学的なことを述べているのではなく、単に医療の現場、自らの職場が混乱することを忌み嫌っているに過ぎない。
本ブログで何度もPCR検査の必要性を説いている最も大きな理由は、不顕性感染者が菌のキャリアーになる可能性が大きいことである。今回解ってきたことに、このウイルスは潜伏期間が2週間かそれ以上で、80%が軽症者である。こうした元気で活動的な感染者がキャリアーとなって、ウイルスを拡散させる。クラスターという特定の発生源にしか興味ない日本は特異的といわなければならない。
現にこのところ、ヨーロッパからの帰国者の陽性者が目につく。感染者が1万人を超えたドイツは、検査希望者が何時間も列をなしている。日本の後ろ向きの検査姿勢はどこの国からも評価されていない。

同様のことが五輪開催にも言える。自らの職場や開催という目的を持った団体の崩壊を嫌っているに過ぎない。選手や開催地やそれぞれの国の事情を勘案したものではない。五輪を開催する理由は、主催者のメンツ意外な荷もない。五輪は中止するべきである。
コメント (1)
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