そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

感染のピークはいつまでも現れることがない

2020-03-20 | 新型コロナウイルス

アメリカはたった一人の、武漢帰りの中国系アメリカ人の発病者が35名に感染させたが、一月も経たないうちに感染者が1万人を超えた。イラン、スペイン、ドイツ、フランスも1万人を超えている。イタリアでは死者が中国を上回り、3405人になった。日本とドイツが死亡者が少ないのは、医療体制が充実しているからであるが、異常に少ない低さ数である。
今回の新コロナウイルス(COVID-19)の特徴は、発病までが長いことである。2週間もしくはそれ以上あって、しかも80%もしくはそれ以上が軽症か無症状であることが解ってきている。
更には、日本では感染源が不明の感染者が日を追って増えている。専門家会議の指摘するクラスターと呼ぶ、特定の集まりなどからの新たな感染者は行政の指導もあって激減している。
その一方で孤発例はこれから増えるであろう。発病者が分散しているような状況になるが、そうした例に対しては防疫の基本的な対策は全く取り組むことができない。唯一可能な方法は可能な限りの検査をすることである。現状では、PCR検査しかなく積極的に行うべきである。このことについて明確な説明をしてくれる、政治家も医療関係者もいない。
未だに1万件に満たないし、韓国の23万件を見るとりつ然たる思いがする。日本では感染ピークは今後とも現れることがなく、何時までも孤発例が続くことになる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港